J.フィールズ来日初本塁打!
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舎人
2011年08月10日 00:36 visibility739
試合経過
http://labola.jp/diary/12634763
土日のイースタンの話を少しづつやっていきたいと思うのですが、まずはフィールズの本塁打をアップしました。一軍にいた時はストレートに差し込まれ、いい当たりが出ても思ったより飛距離が伸びない打球が目立ちました。ファームにおいても同じような課題を感じましたが、この本塁打はパワーでオーバーフェンスをしました。
来日当時よりも極端なヒッチではなくなったものの、相変わらずヒッティングに行く時のアクションが大きく、手首でタイミングを取るような感じです。どうしても振り遅れてしまうという問題点は分かっているらしく、色々と試しているのでしょうが、まだ時間は必要な気がしました。
それにしても、このような大きな欠点があるにもかかわらずファームで調整させることなく、ぶっつけ本番で一軍で起用し続けたことは何だったのかと思ってしまいます。そんなに焦って起用する意味があったのか?一軍はフィールズがいなくなっていきなり打線の流れが良くなった感じです。フィールズにはかわいそうですが、結果が出ないのに優先起用される助っ人にチームがストレスを感じていたことは確かだったと思います。
このフィールズの欠点が矯正可能なものならば、今オフは残留させて様子を見て欲しいと思います。巨人は自前で見つけてきた外国人選手の成功率が極めて低いのですが、これは見切りの早さも原因していると思います。昨年のエドガーなどもう一年様子を見てもよかった気がします。先週のFLASHに外国人選手の成功率が高いヤクルトの話が載っていましたが、その担当者によると、外国人選手はとにかく我慢が必要とのことです。
外国人は当たるわけでも化けるわけでもない(FLASH 2011/8.9より抜粋)
名外国人スカウトとして有名だった元横浜の牛込惟浩(ただひろ)氏は「スカウトは、米球界に人脈を多く持っているかが重要。また日本に在籍して成功した性格が真面目な外国人をスカウトするのは得策でしょう」と言う。ヤクルトの奥村正之スカウト(国際担当次長)も、米球界を長年渡り歩き、メジャー球団にもパイプがある。奥村氏は話す成功の条件をまとめると●獲得にはすばやい決断をすること●選手を見極めるポイントを持っていること●数年先のチームのビジョンと、次の手を常に考えておくこと、そして●獲得した外国人が試合で使われること—である。巨人が新外国人で苦労する理由が、なんだかわかるようではないか。奥村氏はこうも話す。「よく外国人選手が〝日本で大化けした〟といいますが、私の持論では外国人選手は化けないし育たない。海外のプロで何年もやっている選手が、日本で急に変わるわけはありません。ギャンブル的な発想ではなく、選手が日本で活躍すると確信して穫っているわけですから」
ベストは他からの補強に頼ることなくファームから育った若手が戦力になることです。しかし、それではどうしても補えない部分が出てくる。優勝を狙える強いチームを作るために、他からの補強はある程度仕方ないと思います。しかし、同じ他からの補強ならば、FAで補強をするよりも外国人選手を上手く活用した方がいいと私は思います。何より後腐れの心配が少ないからです。‘若手にとっては邪魔な存在、でもFA補強されるよりまし’そんな逆説的な意味でフィールズを応援している自分がいます。
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