
チーム編成に合った選手起用か、起用方針に合った選手編成か
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舎人
2012年04月28日 04:22 visibility555
チームスポーツを応援している以上、そのチームに言いたいことがあればどんどん言えばいいと思っています。それがいつしか“さざ波”となり、もしかしたら数多くの共感者を生むことで大きな波になるかもしれません。それが少なからず自分の応援するチームに影響があると思っています。
しかし、前回の日記はあえてどうこうせよという提言はせず、問題提起だけにするつもりでした。今の巨人というチームを考えた時、こうした方がいいという意見を話したところで来季まで原監督の続投が決まっている以上、どんな“さざ波”だろうと大波だろうと何も変えることはできないだろうし、無意味だろうと思ったからです。
ところが、多くの人から様々なコメントをいただき、つい調子に乗って色々と書いてしまいました。せっかくなので、少しまとめてみたいと思います。
前回の日記の問題提起を受けて私が言いたいことは、要するに選手の起用や抜擢に一定のルールを作るべきということです。原監督だけではこの大所帯、全ての選手のことを把握することは無理だと思います。それならばチームとして基準を作り、それに監督や一軍首脳陣も極力従う。そうしなければ、育成制度も意味をなさないし、二軍で実績を積ませるのも無用になってしまいます。メジャーの多くの球団がそうであるように、マイナーで結果を出した選手がその結果に基づいて次のステップに進むイメージです。時として一個人の審美眼の方が、数字より上回る成果をもたらすことがある。つまりは監督の選手を見ぬく目の方が、二軍での成績よりも正しいことはあると思います。しかし、その目は全ての選手に対して注ぐことはことは無理だと思います。それならば、二軍の数字や活躍をもって基準にすることが最も効率のいいことではないかと思います。
しかし、それが無理ならば監督自らがGMを兼任し選手を集めるしかない。星野さんなんかはそれに近いことをやっていますが、そのようにして選別された選手のみを原監督が育成するなり、抜擢するなりすればいい。そうすれば、実績を残しても使われないなどという理不尽なことは起りっこありません。当然、育成制度などは不要です。
個人的にはもちろん前者の道を選ぶべきだと思いますが、監督が本当に優秀ならば後者の方が良い結果をもたらす気もします。いずれにしても、編成の意図したところの選手と現場の方針を、巨人は今後一致させなくてはいけないと思います。
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