
笠原の子どもの投球と田原の大人の投球 6月2日イースタンリーグ ロッテ対巨人戦のレポと動画アップ
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舎人
2012年06月05日 00:54 visibility574
試合経過
http://labola.jp/diary/18784083
土曜日は千葉県柏市にある柏の葉公園にある野球場でロッテ主催の試合が行われました。当初の曇りから雨という予想に反して、好天に恵まれ、梅雨入り前の絶好の野球日よりの中で試合が行われました。ここに来たのは2年ぶり、前回は内野席の当日入場券の販売が行われず、外野から見ることになってしまったので、今回はネットで前売りを購入しての観戦。平塚の試合に続いて茶柱さんと並んで観戦させていただきました。
この試合の先発は笠原でした。しかし、初回からどうもテンポが悪く、変化球が高めに浮く悪い方の笠原の投球でした。一軍で初登板を果たし、一皮剥けるかと思っていたら、逆に退化してしまったような投球です。しかも、降板した四回まで毎回先頭バッターの出塁を許す有様で、見ていてイライラするような投球でした。もう少し落ち着いた投球を心掛けないといけません。対打者との投球よりも自らを律することに課題を感じた笠原の投球でした。
それに対して、二番手で登板した田原ははるかに落ち着いた、打者を見据えた投球でした。笠原が独りよがりな子どもの投球ならば、田原はしっかりとした大人の投球です。内角と外角のロケーションが素晴らしく、打者を翻弄しています。一軍では一度も登板することなく降格しましたが、これならばいつまた一軍から声がかかっても準備万端でしょう。その時はきっと近い将来巡って来ることでしょう。
笠原は高卒、田原は社会人出身、そういったことで、笠原が子どもに見えて、田原が大人に見えるということもあるのかもしれません。しかし、この2人、実は1つしか歳が違わないのです。それだというのになんだか5歳くらいの歳の差を感じます。どうも我々は高卒の選手に大社出身者にはない無限の可能性を感じてしまいがちな部分があります。ところが、そういった選手たちが高卒特有の甘えに埋もれているうちに、同じ年や年下の大社経由の選手が入ってきてしまうのです。多くの人が辻内の方が澤村よりも年上だということを忘れてしまっていることでしょう。
プロ野球の世界において本当にエリートは大卒社会人出身ではなく、高卒だと思います。彼らは少なくとも高校時点での可能性やスケールが優れているということで指名されたということです。しかし、往々にして伸び悩んだり、いつまで経っても子どもっぽいままだったりして足踏みしてしまっています。周りが子ども扱いしてしまうことで、大社の選手に比べてプロ意識が乏しいままの選手が多い気がします。「少年老い易く云々・・」これは野球選手にも言えることです。笠原には高卒選手特有のスケールの大きさを追い求めて欲しいと思いますが、甘えの中に埋もれないで欲しいと思いました。
動画は7本作りました。打者では丸毛が相変わらず素晴らしいバッティングをしていました。しかし、茶柱さんとも話しましたが、どうもヒットはセンターより右ばかりのようです。橋本や中井も持ち味を出していたと思います。2年目の和田もマルチと結果を出していました。
笠原将生 奪三振!2012年6月2日 ←New
http://www.youtube.com/watch?v=bFeDnmpRR-A
田原誠次 奪三振! 2012年6月2日 ←New
http://www.youtube.com/watch?v=UXWTzVJSsTE
丸毛謙一 猛打賞!2012年6月2日 ←New
http://www.youtube.com/watch?v=NTmpmB3mofc
和田凌太 マルチヒット!2012年6月2日 ←New
http://www.youtube.com/watch?v=Gt06ex45bQY
橋本到 マルチヒット!&二盗!2012年6月2日 ←New
http://www.youtube.com/watch?v=7TpNF4QRKo0
中井大介 右中間タイムリー三塁打!2012年6月2日 ←New
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少しは気合いが入り始めたものの、まだまだ物足りないG+のファーム中継
2012年6月11日 -
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2012年6月2日(土) イースタンリーグ ロッテ対巨人(in柏の葉公園野球場)
2012年6月3日
- 事務局に通報しました。

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