ドラフト雑誌花盛り

  • 舎人
    2010年07月03日 00:07 visibility512


いつものごとく週ベを買いに本屋に行くと、
今週号の特集はドラフト特集だそうだ・・

あれ!?この表紙・・確かこの間もドラフト特集だったような!? 

帰宅して確認してみると、はやり5月の末にドラフト特集をやってました。







5月の末は第一弾で、今回は中間報告なのだそうだ。
なんだかなぁ・・(-.-;)

今年はドラフトの当たり年とのことで、どこの本屋のスポーツコーナーにも、
この手のドラフト関連の雑誌が何種類も所狭しと並んでいます。




 


その中で代表的なものは白夜書房の「野球小僧」




 これは早大野球部出身の“流しのキャッチャー”安倍昌彦さんの評価が色濃く出たもの。
発刊当初は季刊でしたが、現在は奇数月の隔月で発刊されます。

安倍さんは坂本勇人の才能を高く評価し、ドラフト前に堂上以上と見抜いた人です。
しかし、ダルビッシュはモノにならないとドラフト前に語ったりしています。




 


 


それに対抗する存在が、日刊スポーツ発刊の「アマチュア野球」 


 




こちらはドラフト倶楽部の小関順二さんの評価が強く反映されています。
元々、小関さんも安倍さんと同じく「野球小僧」に参加していましたが、
「野球小僧」が季刊から隔月刊になった際に、
小関さんは「野球小僧」から離れたようです。
その時期に発刊された「アマチュア野球」に活動の場を移した形になりました。

小関さんは言わずもがな、ドラフト評論の第一人者で、
この人に触発されてアマチュア野球を見るようになった人は多いと思います。
確かな理論と豊富なデータで、面白い記事を書いて読者を惹きつけるのですが、
この人が推薦する選手がブレイクするかどうかは別問題のようで、
巨人にいた山本光将のように小関さんに絶賛されながらも、
鳴かず飛ばすで消えていった選手も少なくありません。

ちなみに、巨人期待の若手スラッガー大田泰示に対し、
安倍さんは大絶賛!それに対し、小関さんは大して評価していませんでした。
どちらの評価が正しかったのか、今後の大田の成長が楽しみです。

この「野球小僧」も「アマチュア野球」も選手の評価が載っています。
「野球小僧」は◎○△、「アマチュア野球」のABCといった感じの評価です。
これは選手が相対的にどれ位の選手なのか判断する目安になるので便利です。

それに対し、「週ベ」のドラフト特集にはどんな選手かの紹介は載っていても、
比較するための評価は載っていません。
以前は載っていたのですが、3年ほど前からなくなりました。
これは評価される球児側に配慮したものではないかと思いのですが、
読む側にとってはサビ抜きの寿司というか、
炭酸が抜けたコーラというか、まるで味気がなくつまらないものになっています。


























 


 


その他にもドラフト関係の雑誌や書籍は、


ドラフト会議が近づくとあまた発刊されるのですが、 


私はこの手のものをほとんど大人買いしてしまうので、 


部屋中溢れかえって困っています(*_*) 


 


2000年より以前のものは実家の倉庫に送ってしまったのですが、 


それ以降のものが、特大のカラーボックス3箱にもなっています。 


 




これには完全に家族に呆れられている始末で、 


押し入れに入りきらないと、いつもブツブツ言われています。

おそらく出版社の人はドラフト関係の本を出すと、
私のように盲目的に購入する人がいるのを見越して、発刊するのでしょう。
週ベも部数減に歯止めをかけるため、ドラフト特集を連発するのでしょうね。
悔しい限りですが、こればっかりは止められません!
( ̄○ ̄;)


































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