わずか1球だけで降板した辻内のイースタン今季初登板 5月15日の試合のレポ
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舎人
2010年05月17日 06:05 visibility279
試合経過
http://baseballsns.jp/member/27256/match/8077/
先日、シリウスで登板した今季実戦初登板をした辻内が、
昨日の巨人対西武戦でイースタン今季初登板をしました。
本当なら今季高橋尚に代わってローテションの一角を期待していただけに、
2軍で登板するしないなんて騒ぐのは笑止千万なことなのですが、
それでも一歩前進したことにうれしさと言うかホッとした気持ちでいっぱいです。
しかし、笠原の後を受けて六回から登板した辻内でしたが、
後藤を浅いライトフライに打ち取るとなぜか降板してしまいました。
しかも、投球数はたったの1球です!
投げ終わった後、木村投手コーチが出てきて球を受け取り
辻内にベンチへ戻るように指示を出すと、なんと、投手交代神田との場内アナウンス!
唖然としました。故障と言うことではなく、最初から予定していたような降板でした。
五回位から力のこもった投球をブルペンでしていたので、
楽しみにしていたのですが、この日はほんの顔見せ興業だったのでしょう。
後藤に投げたその1球はインローの136キロのストレートでした。
これ以外に投げていないので球威の戻り具合は定かではありません。
次にスピードガンのある球場で確認してみたいと思います。
辻内は16日の本庄の試合でも登板したようです。
1イニングを投げ、被安打2、失点1だったとか。まだまだ本調子ではないのでしょう。
とは言えようやくここまで来ました。
この先の辻内のことは注目しながら追いかけていきたいと思います。
辻内イースタン今季初登板 2010年5月15日
http://www.youtube.com/watch?v=QNwDXLFAcpw
先発の笠原は初回から球がやや高かったものの、
球威にまかせてどんどんストライクを先行させる投球でした。
そのためか死球が1つあっただけで四球は0、
ボールスリーになったのも、たったの3回しかありませんでした。
いけいけどんどんの投球だったのでしょう。
それを分かってか西武の打者もどんどん初球から打ってきました。
しかし、この日の笠原はイースタンの開幕戦以来の投球内容、
球威もキレも申し分のないものでした。
この日のMAXは147キロ、初回はストレートの全球が140キロを超えていました。
回を重ねるごとにやや球威は落ちましたが、五回にも144キロを出したり、
最後までストレートの威力はあったと思います。
もっとも、この球場のスピードガンはジャイアンツ球場のものに比べるとやや甘め。
神宮球場のスピードガンと同程度だと思いました。
笠原の父親は群馬県立佐波農業高校(現伊勢崎興陽高校)の出身。
ドラフト1位でロッテから指名を受けた投手でした。
父親はプロでは大成せず、一軍では未勝利もまま引退しました。
この日、祖先の地で勝ち投手になった笠原の投球は、
親子2代の悲願を達成することを大いに予感させるものでした。
笠原将生奪三振 2010年5月15日
http://www.youtube.com/watch?v=Ovk-uaNWwZg
打者で目立っていたのは本塁打と3安打猛打賞の加治前、
一軍復帰を目指す3安打猛打賞の亀井、2安打3打点の星、2安打2打点と本塁打の橋本・・
あげればキリがないほど多くの打者が大活躍をしました。
大田も1安打だけでしたが、貴重な先制のタイムリーヒットを打ちました。
また結果が出始めて打席の中で余裕が感じられます。
少し心配なのが中井のバッティング。
三回にセンター前へクリーンヒットを打ちましたが、
その他の打席の内容が悪過ぎました。4打数1安打ながら三振が2つです。
球が見えていないのか、メンタル面で少し疲れているのか・・
オープン戦の頃の好調を早く取り戻して欲しいと思いました。
橋本・大田の2年生コンビで先制得点!2010年5月15日
http://www.youtube.com/watch?v=B0_kZPd1AjQ
橋本到本塁打!2010年5月15日
http://www.youtube.com/watch?v=8bWUIxLwDrM
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- 事務局に通報しました。
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