4月29日 巨人対西武戦のレポ・古川サイドスロー転向・大田 三連続ツーベース!
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舎人
2010年04月30日 03:57 visibility265
試合経過
http://baseballsns.jp/member/27256/match/7962/
風は強いものの、抜けるような快晴の大宮球場へ行ってきました。
この試合外野席はどうやら解放していなかったようなのですが、
人間の代わりにカラスの集団が外野席を陣取っています。
いつもここはカラスのすみかなのでしょう。
「自分たちの陣地で勝手に色々なことをするな!」
とでも言っているようなカラスの集団でした。
さて、試合は巨人が6対1で鮮やかな逆転勝ち!快勝でした。
先発の黄(ファン)はやや制球に苦しんでいたものの、
球威が抜群、前回ジャイアンツ球場で見た時よりも間違いなく上で、
その時のMAX145キロから推測するに、
今日のMAXは146〜147キロ位ではなかったか。
今日は座った位置がバックネット裏ではなかったので、
球筋はよく分からなかったのですが、
球のキレもかなり良かったと思います。
今日は六回まで投げましたが、制球も徐々に安定してきて、
四回以降は1人のランナーも許さずバーフェクトの内容でした。
6イニング、被安打2、与四球3、奪三振4、失点1
この投球を続けていけば支配下登録が見えてきます。
台湾出身の投手は暖かくならないと本当の所は分からない。
福田や野間口と言った一軍経験のある投手を除けば、
今年ファームの投手では最高の投球を見せてもらいました。
ケガをしていた古川がサイドスローに転向して戻ってきました。
山口や星野や上野をサイドスローを区分けすることがありますが、
あれはスリークオーターであって、厳密にはサイドではないと思う。
古川はかつての角を彷彿とさせる本当のサイドスローです。
私は古川に先発の才能があると思い、密かに期待していたのですが、
巨人というチームで自分をアピールするためには、
先発としての総合力よりも、左バッターに対する特化した能力、
左のワンポイントとしてアピールした方がいいと判断したのでしょう。
すでに3年目、25歳です。育成から入団した星野にも先を越され、
待ったなしという心境でしょうか・・
私としては少しもったいないと思いながら見ていましたが、
これも古川が自分に下した不退転の決意なのでしょう。
ぜひともうまく行くことを祈りたいと思います。
九回1イニングを投げ、先頭の浅村にヒットを打たれながらも続くバッターで併殺。
最後のバッター、坂田を見逃し三振に打ち取りました。
左バッターの坂田が非常に打ち辛そうにしていて、なかなかの堂々とした投球でした。
今日は比較的楽な場面での登板でしたが、
次回はランナーを背負ったタイトな場面で
左バッターと対戦しているところを見てみたいものです。
サイドスローに転向した古川祐樹(巨人)
http://www.youtube.com/watch?v=t4s2DBB_zyk
一軍に昇格した橋本に刺激されたのか、
大田が大活躍でした!右へ左へツーベースを3本です。
今まで散々外角の球に苦しんでいたのに、
今日はコースに逆らわず、実に自然にバットが出ていました。
これなら打率もどんどん上がり、ホームランも増えることでしょう。
先週の土曜日に見た時から明らかに調子は上向きです。
私は大田というバッターは実に不器用なバッターだと思っています。
なかなか思い描いた通りのバッティングができずに今まで来ました。
しかし、こういった不器用なバッターは、飲み込むまで時間がかかるものの、
一度体で覚えてしまえばなかなか打ち方を忘れません。
大田もこのどん底の3月4月で何かを体得したのだと信じます。
この好結果を確実なものにするために
次からの試合はさらに大事なものになってきます。
毎試合、最低でもヒット1本、5試合に1本は本塁打がノルマでしょう。
頑張れ大田!
大田泰示 三連続ツーベース!2010年4月29日
http://www.youtube.com/watch?v=TZD3iu1CVDo
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