坂本について

  • 舎人
    2010年02月06日 01:35 visibility181


 


ここ何年かの巨人で最もエポックメーキング的な出来事は、


坂本の成功だったと思います。


田中将大を回避してまで野手を指名に行ったことは、


大きな決断だったと思うし、勇気のいることでした。


今ではすっかり一軍選手になってしまい、


私の追いかける対象ではなくなってしまった感がありますが、


ここ10年で最も思い入れを持って応援した選手は坂本だったと思いますし、


最も好きな野球選手は誰かと聞かれれば、坂本だと答えています。




坂本を初めて見たのは2007年3月3日の春期教育リーグでした。


場所は西武第ニ球場、グットウイル戦。その日の坂本は4打数1安打、


第一打席で帆足から詰まったヒットを打っていました。


その日、私は次のようなレポを2chに書き込んでいます。




『134 :99:2007/03/03(土) 20:27:34 ID:S3Xy/5IS0


坂本の打席を見ていると誰かに似ていると思っていたら、 


裏の回に打席が回ってきた黒田でした 


体の線が細く、まだフォームが固まっていない感じ 


初回のヒットは引きの手の巧みさ(左手)で軽打してライト前に落としたものでしたが、 


打ち方としては決して奇麗なものではなく、 


外角の変化球に完全に体勢を崩されていました 


他の打席もストレートに力負けしたりと、まだまだ時間がかかるといった感じで、 


現段階ではストレートが強いとか変化球が弱点とか以前の問題です 


さらに遊撃の守備はハラハラの連続、特にエラーがあった訳ではないのですが、 


なんだかプロの強い打球に慣れていないみたいで、なんとか必死で守っている感じです 


隣の小坂が素晴らしい動きをしていたのでどうしても厳しい目で見てしまいます 


さらに一回裏の野田のショートフライの捕球の際、 


矢野と交錯して落球しそうになるなど、連携プレーもまだまだのようです 』




当時の私の考察を総合すると、


どうもミートする力は新人離れしていましたが、


プロの速いストレートには必ずと言っていいほど差し込まれ、


打つ方はしばらくは苦労するだろうといったものでした。


なにしろ外角に来た球はレフト方向に、


内角に来た球はライト方向に行くといった感じで、


ほとんど力感のあるヒットというものがなかったと記憶しています。


それが僅か2年で藤川の151キロのストレートを、


思い切り引っ張って本塁打するようになるのですから、


『男児三日会わざれば刮目して見よ』とは、


まさに坂本のために用意された言葉のような気がします。




原監督は小笠原・ラミレス・阿部の三人をレギュラーといっていますが、


これはこの3人は他に取り替えの利かない選手だということでしょう。


しかし、私はこの3人に匹敵するほど坂本は、


今の巨人にとって取り替えの利かない選手だと思います。


昨年の7月に坂本は腰痛で数試合離脱しましたが、


これに呼応するように巨人のチーム状態も悪くなっていきました。


今年のキャンプインはおなかを壊し、スタートはつまずきましたが、


シーズンでは必ず全試合出場を果たして欲しいと思います。




画像いつも野球を見に連れて行っている子どもたちから


誕生日にもらった坂本のサインボールです。


何時だったか私に好きな選手を聞いてきたのですが、


それを覚えていてどこかからか手に入れたのでしょう。


 
























































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