3月6日 巨人対ロッテ戦のレポと動画アップ

  • 舎人
    2010年03月07日 03:26 visibility117


試合経過


http://baseballsns.jp/member/27256/match/7601/




朝から雨が降ったり止んだりで、試合の開催が危ぶまれましたが、


なんとか最後まで試合が行われました。


しかし、四回からはほとんど本降りの状態で、


やる選手も、観客も厳しい試合だったと思います。


あまりにも雨が強かったため、


今日はビデオをほとんど回せませんでした。




先発の笠原は昨年とは見違えるほどの投球をしていました。


球が高めに浮くことが無く、見事なまでに低めに制球されていました。


今日の球場はスピードガンがないため、球速は分かりませんが、


平均で140キロ前後は出ていたと思います。


長い手足をしなやかに使って投げ下ろしてきます。


角度のある球筋も武器の1つだと思います。


注目していた2年生投手四人衆で、まさか笠原が筆頭に登板するとは!?


しかし、その期待に見事に応えた投球だったと思います。


三回を投げて被安打1、無四球、無失点


すぐに一軍ということはないでしょうが、今はしっかり体を作って、


2年先、3年先に巨人を支える投手になって欲しいものです。


今日の投球で俄然注目の投手になりました。


笠原将生(巨人)−2年目


http://www.youtube.com/watch?v=hRq2-gLQYhs




笠原、上野と好投が続き、非常に試合のテンポが良かったのですが、


次の中里が登板すると、途端に試合のテンポが悪くなりました。


なにしろフルカウントが多い投球をします。


比較的簡単に打者を追い込むのですが、


どうもこれといった決め球が無いように思えます。


時折、素晴らしいキレの変化球を投げていましたが、


それが安定して投げられる訳ではないようです。


二回を投げて被安打2、与四球1、失点1


青松に本塁打を打たれましたが、


これは簡単にカウント2-1と追い込みながら、


ファールで粘られるうちにフルカウントとなり、


高めの失投気味の甘いストレートをレフトオーバーされたものです。


今日見た限りでは一軍の戦力になるのは厳しいというのが、


率直な私の中里についての感想です。




杉山は本降りの雨の中の登板だったこともあってか、


いきなり連続四球という立ち上がりでした。


昨年、高卒四人衆の中で最も球威のある投球をするものの、


制球にはやや不安のある投手でした。


そんな懸念のある投手に、雨とぬかるんだマウンドは、


やや負担の多い登板だったかもしれません。


それでも二回を投げて被安打なしの無失点


これは相手打者が雨に嫌気がさしたのか過分に早打ちだったことや、


味方の守りに救われた運のよさもあったと思います。


特に、一死一三塁でセンターの定位置に飛んだフライを、


橋本が本塁へ好返球!これがなければ三塁ランナーは、


本塁突入を躊躇せず、三塁ベースへ戻ったりしなかったでしょう。


今日の当番では良いのか悪いのか分かりません。


次に登板するのを見た時に判断したいと思います。




今日は7対1で大勝と、一見打線が打ちまくった感じがしますが、


とんでもありません。9イニングのうち、5イニングが三者凡退、


要は五回と七回に安打や出塁が集中し、効率よく得点したのです。


安打数は6安打ですから、安打数以上に得点をした珍しい試合でした。


良い投手と悪い投手の差が激しかったのです。


ロッテの投手は3人が登板しましたが、川越・黒滝は好投したものの、


香月が1人で7失点と誤算だったと思います。




打で一番の殊勲選手は2安打3打点の隠善


五回のタイムリーは外角の変化球を上手く拾ったものでした。


七回は外角ストレートを強く叩いてタイムリー二塁打です。


一昨年の今頃は支配下登録され、松本よりも騒がれていました。


打つことにかけては決して松本に負けてはいないと思います。


肩の強さと長打力は松本以上、負けているといったら走塁だけな気がします。


打者としてのタイプが違うのかもしれませんが、


同期で同じ育成枠から支配下登録された左打ちの打者です。


おそらく、負けてはいられないと胸に期するものがあることでしょう。


巨人の外野手争いは熾烈なものがありますが、


ぜひとも生き残って欲しいと思います。


 




6年目の先輩捕手の星とルーキー捕手の鬼屋敷が揃って安打を放ちました。


星はフルカウントから粘った後、低めの変化球を上手く拾ってセンター前へ、


先制のタイムリーヒットです!


二回は金澤の二盗をここしかないといったスローイングで刺しましたし、


星は攻守に渡って活躍しました。


一方の鬼屋敷はストレート二球で追い込まれた後、


アウトハイのストレートをコースに逆らわずにライト線へ打ち返したものです。


内側からしっかりバットが出ています。


振り遅れて偶然球がそこに飛んだといったヒットでは決してありません。


これはプロ初ヒットなのかな??


雨の関係でビデオを回せなかったのが本当に残念です。


ディフェンス型の捕手とのことですが、


打つ方も意外に期待できるかもしれません。




それにしても星は本当に面倒見の良い選手です。


自分に替わって守備につく鬼屋敷に色々とアドバイスを送っていました。


かつての森監督は巨人V9時代に正捕手を張っていましたが、


その時はライバルの捕手の面倒を見るどころか、無視していたって話です。


時代が変わったのか、星が単にナイスガイなのか・・


星と鬼屋敷、二人とも頑張って欲しいと思いました。




最後に、橋本と大田ですが、橋本は5回打席が回ってきて、


ゴロ・ゴロ・犠打・四球・フライで三打数ノーヒットという結果でした。


大田は最後の打席に惜しいショートライナーがありましたが、


こちらもゴロ・フライ・犠飛・フライ・ライナーで、


四打数ノーヒット1打点という結果でした。


二人ともヒットこそ出ませんでしたが、


犠打や犠飛がそれぞれあり、最低限の仕事をした日だったと思います。


 















































































































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