北海道シリーズの謎!?

亀井の大活躍＆サヨナラ本塁打、大二郎のプロ初ヒットと
若手ファンにはたまらない展開の北海道シリーズ初戦でした。
今年の相手は広島でしたが、北海道で広島と対戦すると
例のメイクミラクルのスタートなど、いい思い出がたくさんあります。
しかし、北海道で中日と対戦するとイヤな思い出ばかり、最近は勝った記憶がありません。
(どうやら北海道では中日に７連敗中のようです)
しかも、私の少年時代最もショックだった出来事の一つ、
吉村の十字靱帯断裂という大事故もこの北海道での中日戦でした。
吉村の事故の翌日、スポーツ紙の一面に７月頭だというのに
“吉村来季絶望”の記事が踊った時の悲しみといったら、
後にも先にもありません。今季絶望ではなく、来季絶望です!?
今でいったら坂本が選手生命を左右する大ケガをしたようなものです。
正に‘巨人軍の歴史が変わった’事件でした。

ところでなんだか巨人はこの北海道シリーズでは、
いつも広島か中日とばかり戦っているような気がしないでしょうか？
調べてみるとやはりかなり偏った対戦カードになっています。
巨人は1974年以降毎年この北海道シリーズを開催しているのですが、
この36年間で中日と広島とのカードが15回づつ、
ヤクルトは5回、横浜とは2006年の一度きり、阪神とは36年間で一度も対戦カードが組まれていません。

北海道シリーズの対戦相手と成績(1974年〜)
中日 15回 39戦 17勝22敗
広島 15回 37戦 24勝13敗
ヤクルト 5回 13戦 7勝6敗
横浜 1回 2戦 2勝0敗
全91試合 50勝41敗

この試合を組むのはどこなのか分かりませんが、
こんなに片寄って対戦カードを組むのはやはり変です。
仮に意図的に組めるのなら、ゲンのいい広島とばかりすればいいってことになります。
どなたかこのように対戦カードが偏る理由を知っていたら教えて欲しいものです。