谷川岳・一の倉沢

  • 舎人
    2009年09月07日 02:38 visibility118







一年で一番野球観戦に相応しい季節だというのに、


昨日、今日と仕事で球場に行けませんでした...orz


でも、今日は午前中早めに仕事が終わったので、


せっかくの天気のいい日曜日、足を伸ばして谷川岳まで行ってきました。




一の倉沢の出合に車を止め、ゆっくりと幽の沢出合まで散歩です。


めずらしく一の倉沢は烏帽子の頭に雲がかかっているくらいで、


稜線まで晴れ渡っています。


20代の頃は散々、休みのたびにここに来て、


どこかしらの岩場を登っていたのですが、


今の私にはまるで前世の記憶のようです。


もっともその頃の情熱が、


そっくりそのまま野球観戦に移ってしまったみたいなのですが・・




しばらく歩いてまた一の倉沢の出合に戻ってきました。


伽藍のような岸壁を仰いでいると、


いつかまたどこかの岩場を登ってみたい衝動に駆られてきます。


谷川岳は世界一遭難者の多い山、


その理由は幾つかあるでしょうが、


その1つがクライマーを飲み込む岩場にあります。


岩場が難しいということもありますが、なにしろ岩場が悪いのです。


濡れて滑りやすく、草付きの岩場は不確定要素が多いため、


騙し騙しの登攀になってしまうのです。


私も何度か死にかけました。


それでも多くのクライマーがここを目指すのは、


言葉では説明できない何かがあるからなのでしょう。


























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