「頂点への挑戦!」 高円宮杯 Group B vs G大阪ユース
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Ultra★Ogi
2006年09月20日 21:45 visibility131
17th Copa del Takamadonomiya
Gruppo B
Giornerra 3
Gamba Osaka2-0Shonan(Shikishima Park Futebol Coat 13:20)
51,Mochidome(FK)(Gamba Osaka)
60,Mochidome(Gamba Osaka)
つ http://jfa.sportsinfo.jp/2006/JapanYouthU18/MatchResult/17u18_26.pdf
まずは布陣(せたがやblog参照)
つ http://blog.goo.ne.jp/c_setagaya/e/e679191debfb34f788e60555ff996fc0
湘南
1 内山(2)
22 伊藤(1) 3 宮内(3) 13 阿部(2) 4 日下部(3)
6 関口(3) 17 天野(1)
7★猪狩(3) 9 露木(2)
14 中嶋(3) 15 西野(2)
交代
HT, 15 西野→10 岡(2)
61, 9 露木→11 鎌田(2)
69, 17 天野→26 齋藤(1)
G大阪
18 吉本(2) 9 瀬里(2)
10 持留(3) 7 池(2)
8 安田(2) 6★倉田(3)
5 下平(3) 4 池田(3) 23 菅沼(1) 2 原(3)
16 吉田(3)
交代
62, 9 瀬里→11 星原(3)
終わってみれば、ガンバユースの完全な作戦勝ちだった。前半から右SBの原がトップの吉本、瀬里に徹底してロングボールを入れる。宮内、阿部のCBコンビはヘディングクリアでの激しい上下動を余儀なくされる。このルーズボールを最初の15分は拾えずに決定機を3度ほど許したが、露木を左のトップで西野が右、ナカジを左ハーフにポジションチェンジしてから、露木のボールキープによってチャンスが生まれるようになる。ガンバはそれでも作戦を変えることなく原がひたすらにロングボールをトップへ放り込むがルーズボールをセキが拾い、猪狩、日下部がサイドを上がっていく。しかしなかなか決定機まで持って行けない。
原にプレスになかなか行けなかったのはおそらくこの年代では屈指のセントラルMFである倉田秋(しゅう)のオーバーラップからのミドルとラストパスを警戒してのものだろう。チョウさんはロングボールよりも倉田のケアにまずは神経を使ったとワシは見ている。おかげで安田晃大は出しどころに苦労し、池の突破からのクロスもなかなかFWに合わない。持留に関してはヨシタカと猪狩のコンビで前半は存在を消すことに成功。
しかし、久々の先発となった西野が菅沼のマンマークに捕まり仕事をできない。露木のボールキープとナカジ、露木、天野の3人のプレス連動からの展開がなければハーフコートもありえる展開だった。前半はそこそこの出来で終了。
後半、チョウさんは機能しない西野に変えて岡を投入。連戦もあり、予定通りの交代なのだろう。阿部をボランチに上げ、ヨシタカをCBへ、ナカジが右SBへ下がり、露木が元の左MFに戻る。「ロングボール」ガンバのボディブローがここでベルマーレの足元をグラグラと揺さぶりはじめた。
51分、天野がバイタルエリア、右斜め45度付近でファウルを与えガンバにFKのチャンス。下平と持留が話し合っている。持留がほぼノーステップで右足を振りぬき、ゴール右隅へ。ガンバ先制。島田監督としては狙い通りの展開だったのだろう。ここはナカジを右に下げてヨシタカとの連繋が不十分だったことも悔やまれるが。しかし、チョウさんはそうして結果を残してきたので想定内の範囲として考えたい。これでガンバは活気付き、前目でパスを出そうとする阿部が疲れからか動きが鈍り始める。容赦なく倉田がそこを狙ってトップの3人とカウンターを展開。60分にはナカジが阿部か天野のフォローに飛び込んだところを倉田にスルーパスを出され、持留が左サイド突破。ヨシタカを振り切って豪快にゴール上へ突き刺すドリブルシュートで追加点。持留新作。彼がガンバユースの10番である所以を分からせるような圧巻の一連動作だった。彼は90分通して働けるようになることが今後の課題だが、ボールを持った際の輝きは眩いものがある。もっと積極的にもらって俺様ぶりをアピールできるようになればトップでも面白い存在になるだろう。やや依存的なプレースタイルは変えていくべきだ。
その後湘南は露木に変えて翔雅、天野に変えて聖也を投入し3トップ気味にして得点を奪いにかかる。猪狩もポジションチェンジを繰り返し、クロス、シュートを放つ。何度か決定機を迎えたが岡が決められない。この時点で得失差でガンバが1点リード。つまり1点でも湘南が奪えば首位は入れ替わる。おそらく1位通過だろう。奪えなければ同時刻キックオフの熊谷で行われている札幌第一の大勝も想定内である。つまり3位も有り得るということだ。
最後まで攻め抜いたが得点を奪うことなくタイムアップ。2-0で敗れた。だが、2-0で済んだという印象も受ける。カウンターからの3度の決定機。特に星原との1対1をストップしたGK内山はこの日の殊勲賞。試合終了の瞬間、何人かの選手はピッチに倒れこんだ。しかし、RAGAZZI、まだ終わっちゃいねえんだよ。これが本当の勝負。次戦からはノックアウトのベスト16に突入する金曜日熊谷。同時刻キックオフの高知高校-札幌第一高校がスコアレスドローで終了したため2位通過が決定。相手はF組で同じく2位通過の名古屋ユース。昨年のJユースから3戦3分と決着がついていない。「高校には全勝だが、ユースには勝てない(勝ったのは全クラ予選のOSA、プリンスの東京V、Jユースの大宮戦のみ)」このジンクスを払拭するためにも名古屋に落とし前つけるためにも絶好の機会だ。
おまえらなら絶対できるし、俺らもサポートする。
FORZA RAGAZZI!!!
この日のインチャ。
ガンバサポの方々。
この日は結構集まったみたいで10人近くで応援をしていました。
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- 事務局に通報しました。
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