プリンス挑戦記 Vol.10 vs 横浜Mユース 〜またイチから共に歩もうぜ。〜
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Ultra★Ogi
2006年07月18日 00:05 visibility192
Liga Principe Kanto 2006
Final
Yokokama F.Marinos4-0Shonan(La Akitsu 16:00)
61,M.Saito(Yokohama F.Marinos)
64,M.Saito(Yokohama F.Marinos)
72,M.Saito(Yokohama F.Marinos)
74,Hanato(Yokohama F.Marinos)
横浜M
16 佐藤(峻)(2)
7 大久保(3)3 田代(3)4 広田(3) 2 武田(3)
6 幸田(3) 5 ★山岸(3)
10 長谷川アーリア(3)
8 森谷(3) 12 水沼(2)
11 木村(3)
湘南
10 岡(2)
8 林(3) 7 ★猪狩(3)
6 関口(3)
17 天野(1) 13 阿部(2)
4 日下部(3)22 伊藤(1)3 宮内(3)2 高原(3)
16 杉田(2)
正直、後半から大宮戦も応援してくれた小学生くんたちの暴走を早く止められなかった俺らに責任があると思う。もちろんそれが全てではないんだけど試合に多大な影響を残した気もするから。「24番(斉藤学君)はへた〜」、むやみな宮内コールなど、遊びを楽しんでいた彼らは性質の悪いクソガキだった。黙っていた俺らも俺らだったし、はじめてせたがやさんと俺で注意したのは後半40分のことだった。遅すぎた。
選手を戦わせるため、精一杯のファイトをさせるための環境を作れなかったのは確か。後半の斉藤学のミドルからリズムを崩し、13分で4失点。4本の決定機を全て決められた。今まで宮内と日下部、杉田を中心に堅牢なディフェンスは砂の城の如く、あっという間に崩れ去った。精神面の危うさ、瀬戸際、大舞台での精神力の保持の仕方などマリノスが一枚も二枚も上手だった。こういう展開にあれよあれよとなってしまったため、どういうチャントで持っていけばいいか俺ら似非ヒンチャもワケがわからなくなってたし。本格的に始めたのが1年弱という経験不足も露呈した。
国体選抜にも選ばれている左SBの武田はふてぶてしくも猪狩の決定的な突破を許さず、高原も中へ切れ込んでのシュートに終始した。タックルのタイミングはこの年代トップクラスか。同じくU-18の長谷川アーリアは前半こそ天野のマンマーク(昨日国体選抜のトレセンあがりというハードスケジュールなのに本当によくやったよ、おまえは。)に苦しんでいたものの後半はまず守備ありきで前線へミドルパスを配給。トップのコーチである水沼貴史氏の息子、左ウイングの水沼宏太、右の森谷、交代出場でハットトリックを決めた斉藤学への的確さが目立った。
6番の幸田は攻守のバランスに長けた選手で林と関口の侵入を許さなかった。山岸は関口に前を向かせず、十八番のダイレクトパスさせる隙すら与えず。中盤の底での彼らの献身さは大きい。しかし、マリノスの2枚のCBは強かった。翔雅が怪我で先発できなかったのも大きいが慌てさせるシーンを作れなかったは彼ら二人と幸田、山岸の守備でしょう。
それとやはりヒンチャは俺ら4人はキツイ。向こうは50人以上の大所帯。それでも何とか勝たせるつもりでやりはしたが。及ばなかった。もっとこれからは少しでもユースでのヒンチャの数を増やしていきたい。何もかも負けた気分だよ。
これからユースは夏の間に合宿、遠征、セレクションと8月から始まるJユースサハラの予選に向けて再スタートを切る。大宮、仙台、札幌と群雄割拠なグループだ。勝ち抜くためにも今日13分で4失点してしまった反省、最後まで戦意を失わなかった自信。これを糧に一ヵ月後、成長した彼らに大神で会いたい。まずは大宮撃破。
帰り道、新習志野の歩道橋の交差点。マリノスのバスと湘南のバスが2台挟んで後ろ前になった。今日は通過点に過ぎない。君らは始まったばかり。せたがや氏、壁氏と共に「バモバモ湘南」で357を左折したバスを見送った。
この借りはいつか返したい。今日の屈辱は忘れないが明日への希望を見させてくれた彼らのファイトは忘れない。
今日のために作ったゲーフラのようなもの。
ビジュアルを何となくそれっぽくする。
この屈辱は忘れない。
戒めのためにここへ刻みたい。
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