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しばしの別れ

天皇杯３回戦、浦和レッズｖｓ徳島ヴォルティス戦が、駒場スタジアム改修前最後の試合になりました。


改修される聖地に、勝利を捧げて欲しいと願いながら、観戦しました。

前半は、どちらかと言えばヴォルティスの方がいい内容だったように見えました。
特に、セットプレーでは、かなりひやりとさせられました。
ヴォルティスの選手に決定力が足りなかったことで、失点しなかったけど、縦のボールの時はちょっと不安がありました。


ただ、それ以上に不安だったのは、主審のジャッジでした。
なんて言うか、ファールの基準がない。
見ていて、疑問符が続出しました。
一応、公平になジャッジをしているのだろうし、しっかり見ているんだろうから、仕方ないのだろうが、途中で威厳をなくしたかも。
両チームに、大怪我をする選手が出ないことを祈りました。

そんな試合で、ようやく３０分に先制点を上げました。
エリア内へ走りこんだ田中達也選手が倒され、やっとファールを取ってもらいＰＫを獲得。
それをエジミウソン選手が決めて１－０。
前半終了間際には、右サイドからのクロスボールが、ゴール前に詰めていた選手に当たりネットを揺らし２－０。
その後の場内アナウンスで、「只今のゴールは、浦和レッズのゴールです」と言われ、スタンド失笑。
そりゃそうだけど、誰なんだよ。
まあ、相手のオウンゴールだし、「レッズのゴール」であることに間違いはないけどね。

後半は、そこそこレッズペースで試合をしていたけど、３点目が奪えず、ちょっとイライラ。
とにかく淡々と時間が過ぎ、いつものように選手交代をして、時々攻めこんで、フリーになってもゴールを決められず、時間だけは終了へと流れている。

右サイドでのFKの時、何故か柏木選手に高橋峻希がおしりを蹴られていたり、坪井選手が相手のゴール前まで攻め上がったときは、ワーッと盛り上がったけど。

ヴォルティスも、チャンスの時は阿波踊りで使うカネの音が聞こえてくるほどに、サポータも盛り上がったけど、いかんせんゴールに結びつかず、残念だったね。

後半のジャッジは、一応は無難にこなしてくれたのかな。

結局３点目は奪えなかったけど、無失点に抑えて勝てたのが良かったですね。

改修前の聖地に、どうにか勝利の華を飾ることが出来ました。


秋晴れに　しばしの別れ　華飾る


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