前半は満点。後半は・・・。

初戦を引き分けに終わった日本にとっても、敗戦だったUAEにとっても、「絶対に負けられない」試合でした。
特に、UAEは負けた瞬間に1次リーグ敗退が決定してしまう瀬戸際。
イエローをもらってもおかしくな、捨て身かつ危険なチャージ。
見ていて「怪我をしなければいいけど」と、ちょっぴり心配でした。
そんなラフプレーをイライラせず、クールにかわしていた日本の選手。

そんな日本にもたらされた先制点。
中村俊輔選手が、ゴールラインギリギリからクロスを上げる。
それを、高原選手がヘッドで合わせて決めたゴール。
思わず感嘆の声を上げました。
このゴールで、この試合の主導権を握る事が出来たと思いました。
5分後に上げた高原選手の2点目のゴールで、UAEの応援の声が止まってしまいました。
その辺りから、UAEの選手のラフさが際立ってきたように感じました。
前半終了間際、遠藤選手がGKに倒されPKを獲得。
それを中村俊輔選手がキッチリ右隅に決めて、3−0と予想外の展開で、前半は満足のいく試合でした。

後半、UAEは意気消沈しているかと思いきや、選手交代などで逆襲を図ってきました。
日本は、ボールはキープできるも、なかなか前に出すことも出来ず、イライラが募る。
ただ、それ以上にUAEの選手に焦りやイライラが募るばかりだったのでしょう。
前半より増してラフプレーが増え、いつレッドが出てもおかしくない状況に。
そしてついに、鈴木啓太選手へのファールで、UAEの選手が退場処分。
これで点差も、人数も有利になって、日本はもっともっと攻め込んで、「どんだけ〜」と言わせるくらいシュートの場面を見られるかと思いきや、得点を挙げたのはUAEの方でした。
3−0とリードした余裕なのか、はたまた気の緩みかUAEにカウンターを喰らい、退場者を出して10人になったUAEに1点を失ってしまいました。
後半は、疲れちゃったのかなかなかシュートちゃんを作る事も出来ず、ミスを疲れ失点をする。
「同じ穴」に落ちた気分です。
その1点が試合の雰囲気を一変。
UAEの選手が元気になりました。
日本はボールをキープするも、なかなかシュートが出来ませんでした。

試合は3-1で勝利。

前半は満点の内容だったのに、後半は1人少ない相手に対し1点も取れず、失点までしてしまい残念な気分です。

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