冷や冷や首位キープ
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もりさわ ゆう
2007年08月26日 09:41 visibility44
前節ガンバから頂いた首位を守るためにも、負けるわけにいかないホームゲーム。
下位に低迷しているFC東京を相手に、開始早々はFKのチャンスを得るなどレッズのペース。
しかし、セカンドボールやルーズボールを狙われるなど、決して褒められる内容ではなかったです。
どことなくバタバタしているように見えたのは、そのせいだったからでしょうかね。
先制された時は、冷静に見守ろうと無言になりました。
そんな嫌な空気を、レッズのワンダーボーイが払拭してくれました。
左サイドの平川選手のクロスボールを、相手DFをかわして放ったシュートは、そのままネットを揺らして同点!
さらに、またもや平川選手のクロスボールに、今度はDF堀之内選手が頭から飛び込んで逆転ゴールを奪い、前半を1点リードで折り返すことになりました。
それにしても、この試合で目立っていたのは左サイドでがんばった平川選手ですね。
もちろん他の選手もがんばっていましたが、なんと言っても平川選手が良かったと思います。
逆転劇を演じた2アシストが最大の理由です。
ただ、どういう訳か、ピッチの右半分でのプレーの時間が長かったように思います。
そのためか、平川選手がフリーになっているというか、ゲームに参加させてもらえない時間が多かったと思います。
もっと左サイドにボールが渡っていれば、今好調の平川選手が試合を面白くしてくれそうだったし、チャンスもたくさん作れたのではないかな、と思うと惜しい気がします。
もう少しピッチの左側も使って欲しいなあと見ていました。
後半、ポンテ選手のゴールで少し余裕を持ってみられるかな、と思っていたのですが、前半と同様FC東京のボールへの寄せが早く、どうしても安心して見られませんでした。
セットプレーから失点をして1点差に詰められ、さらに不安度が増してしまいました。
それでも、FC東京に得点能力がなかったので、だいぶ助けられました。
終了間際、両チームにケガ人が出て担架で運ばれる選手やピッチの外で治療を受けている選手が目立ってしまい、「1点差を守りたい」という思いと、「同点を狙いたい」という思いとが、激しくぶつかっている事を象徴していました。
その中、丈夫な闘莉王選手がピッチに倒れたまま担架で運ばれて交代したことが気懸かりです。
試合のほうは、1点差を守って首位を守り、さらにフロンターレがガンバに勝利してくれたおかげで、勝点の差がさらに広がり「4」となりました。
次節は、ガンバとアントラーズの「2位3位直接対決」で、星の潰し合いがあります。
こういうときに、レッズがすることはただ一つ。
次の神戸とのアウェー戦に、しっかり勝って独走態勢を整う事です。
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- 事務局に通報しました。
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