あの2人は、SBです。
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もりさわ ゆう
2008年06月15日 00:00 visibility45
今日の試合に勝てば、この後のオマーンの結果次第で、最終予選進出が決まる、大事な試合でした。
灼熱のオマーンから、蒸し暑いタイへ、アジアで予選を戦う大変さを改めて感じました。
今日の試合は、とにかく先制点を目差して、タイを圧倒していた前半でしたね。
開始直後の香川選手は良かったですね。
ゴールに結びつかなかったけど、チームに攻める気持ちと勢いをもたらしたと思います。
ただ、CKやFKのチャンスをたくさん作るも、なかなか活かせず「いつ決めるんだよ」と、ちょっと不安になりました。
でも、ショートを使ってみたり、ファーだったりと、いろんなバリエーションを見せていたので、「いつかは決めるんだろう」と、じれったさを我慢していました。
「三度目の・・・」ならぬ「五度目の正直」のCKで、その時は来ましたね。
ショートコーナーから、一旦戻して最後はファーサイドに走り込んだ闘莉王選手が、得意のヘディングで見事にゴールへ叩き込んで先制点。
その後、遠藤選手のクロスバーを叩くFKもあったけど、なかなか2点目が奪えず、じれったい気分に。
タイの選手のFKを、楢崎選手が腕を必死に伸ばしてクロスバーの上に逸らすという、ひやりとする場面もあって、気が気でありません。
前半40分、またもCKから今度は中に飛び込んだ中澤選手のボンバーヘッドが炸裂。
前半は、頼れる2人のSBのヘディングシュートが決まって、2−0で折りかせました。
後半は、ホームに強いタイが本領発揮か、後半開始からタイにペースを握られ苦しい展開。
ここに来て、アウェー2連戦の疲れがきたのか、辛抱のしどころ。
右の足首を痛めているという中村俊輔選手も、辛い所。
中村俊輔選手から中村憲剛選手へ、松井選手から矢野選手へ交代。
これが功を奏したのか、息を吹き返したかのごとく、日本にリズムが戻る。
ただ、試合を決める3点目は遠かった。
「このまま2−0でも、勝てばいいかな」と思っていた、終了間際に裏に飛びぬけた中村憲剛選手が、落ち着いてゴールを決めて、ようやく勝負を決める。
内容はともかく、今日の試合の最大の目標は、勝点3を挙げる事だったので、その点ではよかったですね。
「セットプレーは日本の武器」というように、CKから2得点を挙げたので、それもよかったです。
それにしても、その2得点は、SBの2人なんです。
FWがんばれ!
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