今日も雨だった。

４連休の最終日を、サッカー観戦で締めくくり。
今日の試合は、女子サッカー・なでしこリーグの試合でした。
対戦カードは、現在首位を走る浦和レッズレディースと、４戦全敗で最下位のスペランツァＦ．Ｃ．高槻との一戦です。

約１６００人ほどの観衆のうち、アウェー用のスタンドに１０人ほどの高槻のサポが座っていました。
その中、降りしきる雨の中、そのサポーターのけん引役になるべく、高槻のチームカラーの青のＴシャツ姿で、一人太鼓を叩き、声を張り上げ声援を送っていた男性の姿を見て、敵ながらちょっと感動してしまいました。

さて試合ですが、やはり雨のせいか、なかなか思い通りのサッカーが出来ず攻めきれないレッズレディース。
それでも、相手には攻撃をさせないでいたので、押し気味でいたことには間違いないところでした。

レッズレディースに、待望の先制点が入ったのは、前半２０分過ぎ。
左サイドで、後藤　三知（ごとう　みち）選手が相手をフェイントで切り替えしてクロスを上げ、そのボールを安藤　梢選手がヘディングで決めてくれました。
その後も、力の差を見せるも、悪いピッチコンディションに阻まれたか、なかなか追加点が入りませんでした。
追加点が入ったのは、前半４０分過ぎでした。
ＦＷの北本　綾子選手が相手のＤＦの股を抜き、そのままグランダーでクロス。
ＧＫが弾いてゴール前で混戦になり、柳田　美幸選手が押し込んで２-０として、前半を折り返しました。

後半は、前半以上に、パスミスなども目立ち、我慢の展開に。
フラストレーションが溜まる内容を一掃してくれたのは、途中出場のＦＷ若林　エリ選手でした。
後半４０分、右サイドからファーサイドにいた安藤選手に渡り、それをヘッドで落とすと、中で待っていた若林選手がシュートを放ち、見事ゴールネットを揺らしました。

そして、そのまま終了。
雨が降りしきる、辛いコンディションの中、３-０と快勝し、レッズレディースは首位を守りました。

高槻のサポで、最前列で最後まで太鼓を叩き、精一杯声を張り上げて、一人がんばっていた彼にとっては、辛い試合になってしまいました。
かなりずぶ濡れになったことでしょうから、くれぐれも風邪をひかない事を祈ります。