勝ったけど、不満だ〜！

今日の試合は、ホーム埼スタでの４位清水エスパルス戦。

優勝争いのライバルを減らす意味でも、首位のガンバを追撃し続ける意味でも、負ける訳には行かない試合でした。

そういう意味では、先制点を取れた事はとても良かったと思いました。

前半１６分、キャプテンの山田選手のコーナーキックはファーサイドで待ち受けるアレックス選手へ。

それをワントラップしたアレックス選手は、逆サイドへ折り返すと、中でＤＦと競っていた闘莉王選手を越えてワシントン選手へこぼれ、これを落ち着いてＤＦをかわしてシュート。

ＧＫ西部選手の股を見事に抜きゴール！

と、これで一気にレッズペースになるかと思いました。

ところが、今日のレッズはミスが随所で見られ、ゲームを支配するどころではありませんでした。

自らのミスで、ペースを清水に与えてしまった形になり、再三ピンチを招き、なんとかＤＦ陣の粘りでしのいでいた感じで、不安な試合展開でした。

その中でも、今日は日本代表のＧＫ山岸選手が大活躍でした。

少なくとも、彼のおかげで３点は防ぐ事が出来たと思います。

後半に入っても、なかなか試合を支配するまでには至りませんでした。

確かにゴール前までは、きれいにパスも繋げる事も出来たし、ドリブルで持ち込み相手を追い込む事までは出来ていたように見えました。

でも、とにかく決めきれない。シュートが撃てない。

折角ゴール前で、フリーで受けた ワシントン選手もクロスバーを大きく越える「ナイス！クリアー！！」で、試合を決定付けるチャンスを逸する。

ため息とイライラが募るばかりでした。

選手交代で流れが変わるかと思いきや、交替した選手が全く機能していなく、逆に負けている清水のペースで試合が流れていきました。

それでも、ギリギリのところでＧＫ山岸選手を中心にＤＦ陣が粘り、決定的なチャンスは防いでいました。

そのせいか、「ロスタイム４分」は特段に長いものでした。

なんとか勝点３は死守したものの、山岸選手のファインセーブと不満だけが印象に残った試合でした。