厳しいですな。

大混戦のおかげで、しっくり行かないチーム状態ながら、なぜか首位の「鹿くん」との勝点差が「１」のレッズ。

「今日は、「鹿くん」がシャムスカさんのマジックにやられるかも。」
そんな期待をしつつも、「でもやっぱり、レッズは勝たないと意味がない」と、勝利を望んだ対清水戦。

立ち上がりの５分くらいは、すごく良かった。
攻守にわたり、清水を圧倒していた・・・はずなんだけど・・・。
折角自分たちのペースだったのに、自らのミスでその流れを相手に渡してしまって、追い込まれてしまう。
もっとも、アウェーの清水の方が、攻守共に精力的に動いていたように見えたね。
レッズの選手は、エスクデロ選手と田中達也選手が目立ったけど、あとは動き出しが遅れていたようだね。
いい感じで、清水の選手にボールを動かされすぎだね。
レッズに、ゴールを上げる可能性を感じなかったね。
先制点の奪われ方も、良くないね。
ボールを奪われ、相手のスピードに翻弄されて、そしてゴール。
「レッズからゴールを奪うには、カウンターに限る」ということでしょうかね。

ただ、先制されて、ようやく「お目覚め」のようで、次々と清水のゴールへと攻め込めた。
けど・・・。
肝心のゴールは奪えず、０−１で前半終了。

後半も、立ち上がりの５分は、良かった。
なのに、どうにもミスが多くて、なかなか攻撃にリズムが生まれない。
相変わらず、レッズにゴールが奪える雰囲気が見えてこない。

でも、サッカーって、ときどきチャンスをくれるもので、そのチャンスを決めたのは、田中は田中でも、田中マルクス闘莉王選手でした。

でも、その喜びも長くは続かず、苦手なカウンター攻撃に、あっさり勝ち越しゴールを決められる。
しかも、残り６・７分という厳しい時間に・・・。

絶対に勝たないといけなかったはずが、まさかの敗戦・・・。

一方の「鹿くん」はというと、自らの力でシャムスカの呪縛をとき、連覇へ突き進む勝点３を獲得。

残り２試合で、勝点差が「４」になってしまったレッズだけど、「ＡＣＬ出場権」をえる３位までは、勝点差が「１」。
優勝は難しくとも、来年に繋げるためにも、ＡＣＬ出場のためにも、残り２試合「絶対に勝つんだ」という気持ちで、悔いのない２試合にして欲しい。