連覇の夢、散る
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r-7
2006年12月04日 17:00 visibility50
最終戦までチャンスは残った。簡単なチャレンジではないことは
分かりきってたけど、最終戦まで望みをつなげたのは何か期待す
るには十分な条件じゃないか。
その条件をクリアするべく、まずは先制点が欲しい。いつもより
アグレッシブにプレスがかかる。出だしは浦和のほうが固いよう
に見えた。それでも最終ラインで確実に跳ね返してくる。
最初のビッグチャンスは浦和だった。FKから山田が後ろへ流し
たボールをワシントンがコースを狙ったヘッド。やられたと思っ
たけど、松代が超人的な反射で指先で弾きだした。
その後ガンバに訪れた決定機。橋本のスルーパスにバンが得意の
反転で裏へ抜け出す。中を見た先にはマグノがいる。折り返した
ボールを2人に挟まれながらヒールで流し込んで、どうしても欲
しかった先制点を奪う。
ここまでは完全にシナリオ通りだった。少し固い浦和に対して先
制して、後は焦らずじっくり攻めればいい。。。はずだった。
本来なら先制されて、焦りが増すのは浦和のほうなのに、先制し
て焦って追加点を狙うあまりに、前がかりになりかけてたところ
をポンテにやられた。ワシントンのスルーにポンテが飛び出すし
て。一気にエリア前まで持ち込む。この時のシジの対応がお粗末
すぎた。完全に追いついてたんだから飛び込まずにコースを切る
だけでよかったのに、飛び込んだあげくあっさりかわされてしま
い、松代との1対1。難なく決められて同点にされる。
この1点で完全に流れが変わった。じっくりいけるはずのガンバ
が、3点差に戻されて余計に焦りを感じ、浦和は固さが取れた。
それでもこのまま堪えればよかったけど、またしてもポンテにや
られてしまう。右サイドを突破され、ツネとアキで挟みこみに行
くけど、その間からあっさりと折り返され飛び込んできたワシン
トンに決められた。この時のシジのマークもルーズだった。
2ー1で前半を折り返したことで完全に浦和は自分たちのペース
を取り戻していた。ガンバも前へいく意識は見せるがここ数試合
の悪いときのイメージのままだ。それを変化させるべく、ヤット
が満を持して投入される。フィジカル的には全然ムリなのは誰も
が分かってるけど、やっぱり何か期待してしまう。そしてヤット
が入って少しリズムが変わった。いいタイミングでパスが回るよ
うになってきたのが分かる。そんな矢先にさらに失点してしまう。
その直前に、シジが足を痛めて自ら外へ出て交代のサインを送る。
交代の準備も何も全くしてなかった為に、5分くらいの間10人で
プレーせざるを得なかったわけだけど、この時どうして中で時間
を使って交代メンバーを用意させる時間を稼がなかったのか。そ
れが結果的に失点につながったわけでは無いかもしれないけど、
その間に押し込まれ、CKを与えてしまった。
CKのこぼれ球をアレが中に入れる。逆サイドまで渡ったボール
をトゥーリオが中へ折り返すとフリーのワシントンが楽々と押し
込む。逆に2点差をつけられ、優勝はかすんでいく。
優勝はこのさいどうでもいい。せめて勝ってくれと思い、残りの
時間を見た。あと30分。まだある。
しかし今季最小失点を誇る浦和のDFは固い。2点差をつけてム
リして出てこなくなった相手に、攻め続けるもことごとく跳ね返
される。残り15分、いい位置でFKを得るがヤットの蹴ったボー
ルは枠を大きく越えてしまう。そしてその後のCK。ヤットが中
へ入れたボールを明神が後ろ流し、サトシが押し込んだ。1点差。
もう1点取ろう。まだ取れる。そんな思いの中、最後はラッシュ
を見せるが、ゴールを奪えずタイムアップ。勝って終わることは
できなかった。
現状のメンバーでやれるだけやった。それがこの結果だ。素直に
受け入れよう。。。もちろんメチャ悔しいけど。。
去年は優勝の喜びを。そして今年は逃した悔しさを。これを糧に
来シーズンこそ再び歓喜を。そう願ってます。
最後に浦和におめでとう。
PS. ユースも負けてシーズン終わっちゃいました…
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- 事務局に通報しました。
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