ベックの飛び道具

  • r-7
    2006年06月26日 17:27 visibility43


イングランドはルーニーを1トップに置く4−1ー4ー1と
いう変則フォーメーション。オーウェンが離脱したこともあ
るけど、ここまで使ってきた倉内を外してきた。大会中によ
うやく出場できるまでに回復したルーニーを1トップで使う
のはどうかと思ったら、案の定うまくいかない。ボールに触
るのがやっとで、決定的なシーンにまで持ち込めない。逆に
エクアドルはしっかり守ってからのカウンターを徹底し、い
くつか決定機を作り出す。イングランドが中盤をうまく作れ
ずに縦パスを多用する展開も、エクアドルに向いていたかも
しれない。

スコアレスのまま後半へ入り、相変わらずエクアドルが危険
なカウンターをしかけてたけど、フィニッシュの精度とミス
に助けられる展開。イングランドも手詰まりで選手交代か何
かで流れを変えるかどうかというときに、ベッカムのFKで
先制点を奪う。こういう時の飛び道具は助かるな。ここまで
何本かCKやFKで精度を欠いてたキックだったけど、ここ
一番で決めてきた。しかし、観客席でビクトリアを捜し出し
て映したタイミングは素晴らしかったw

その後は暑さの疲労もあり、お互いギリギリのところで攻防
を繰り返すけど、イングランドが1点を守りきってベスト8
進出を決めた。エクアドルはミスが多すぎた。決定機は何度
も作り出していただけに悔やまれる結果になった。ルーニー
もこの試合では結果は出なかったけど、コンディションが上
がりつつある感じがした。次の試合ではやってくれそうです。
ベックはこれで3大会ともゴールを決めたわけですかね。

























 

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