バルサまだまだ余裕!?
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Pichichi
2006年04月06日 16:10 visibility95
0−0で迎えた第2戦。今後のバルサを占う上でもこの試合にはかなり期待していました。
ホームで相手も格下であるベンフィカということで、さほど特別な対策を練る必要もない。
ここ3試合得点不足で悩んでいただけに、この試合でバルサの本来の実力を出して、ベンフィカを圧倒しさらに勢いずきたいところ。
1点を争うゲームだっただけに、両チームともガツガツ本気モードで来るかと思ったが
予想外にそうでもなかった。
ベンフィカは今シーズン初めて見たが、超一流とはいかないまでも、一流の選手が揃っている。
チャンピオンズでここまであがってきただけに、もっとチームとしてまとまった成熟した戦いをするのかと思っていたが、今日は期待はずれ。2つの失点とも相手の前線からのプレッシャーにボールを失い、あっと立て直す間もなくやられた。強いチームが絶対に犯さないミス。
今日のバルサ、とてもいい出来だったとは言いがたい。
なんとか2点はものにしたが、攻撃における勢いはここ3試合とあまり変わっていない。
ロナウジーニョのらしさも出ていなかったし、中盤でいつものバルサほどボールが落ち着いてない印象を受けた。ポゼッション率は相変わらず高かったが、ボールを失った回数も今回は多かったのではないだろうか。
しかし、それでも負けないこの一回り上をいく安定した強さ。
とにかく、失ったボールを回収するのが早い。
特にFWであるエトーとラーションの守備への貢献には頭が下がる。
この二人、守備でも攻撃でもチームを引っ張ってますね。
次の相手はミラン。小さなミスが命取りになる。
チームとしての完成度、タレント、勝負強さ、そして経験。どれをとってもトーナメント戦であたるには一番手ごわい相手だと思う。
チェルシー戦以上の試合が期待される。
バルサはエディミルソンとメッシの復帰無しではかなり厳しい戦いを強いられるだろう。
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