【トルシエ】

日刊スポーツに、トルシエのインタビューが掲載されていた。
抜粋で、幾つか。
エキセントリックで、ヒステリックで、やや横暴で専制的で(笑)、
そんな印象もあるトルシエだが、けっこーまともに(失礼っ!)読める代物。

トルシエ曰く、
「ホームで1勝しか、はさほど大きな問題ではない。
 確かにホームで効率的な攻撃は見られなかったが、アウェーで効率よく勝ち点を奪えた。
 相手がスペースを与えてくれないホームではプレイしにくく、
 アウェーではカウンターを仕掛けやすい、予選から言えるのはそれだ」

トルシエ曰く、日本の志向するスタイルについては、
「岡田監督は日本人の特質をよく知り、それを活かすスタイルをとった。
 ただし、日本は計算できるチームではないし、相手を破壊する術も知らない。
 アグレッシブなスタイルをとることは出来ない。
 岡田監督は、それを知った上でスタイルをとっている」
「日本はW杯において、自分たちのプレイをする機会は得られないだろう。
 つまり本大会でも、状況は予選のアウェーに似てくる。
 日本はスピードを活かしたカウンターを仕掛ける時、本当の意味で危険になる。
 本大会でも、その状況と特質を活かすべきだ」

トルシエ曰く、今後のチーム作りは、
「今のチームは14・5人の選手しかいない。
 これから半年、新しい選手をテストし、12月からは25人のグループを固めて、
 チーム力を強固にしていくべきだ」

トルシエ曰く、シュンスケについては、
「彼は試合を引っくり返す選手であり、違いを作り出すことが出来る。
 10年はシュンスケのW杯と言うことができる」

トルシエ曰く、ベスト4については、
「今の世界の状況と日本の力を客観的に分析して、
ベスト4は不可能と言わざるを得ない。
日本が驚きを起こせるのは2回まで。
経験を欠くし、フィジカルも足りない。
1次リーグ突破も簡単ではないのが現状だ。
1度の爆発で予選グループを勝ち抜き、もう1回驚きを起こしベスト8に入る、
それならば可能性はある」

トルシエ曰く、ベスト8に入るためには、
「1次リーグ3試合と、その先の1勝、その4試合のための準備をすべき。
 ベスト8に進むには運も必要。シナリオが必要。
 恵まれたグループに入れるか否か、などの条件も必要になる」

トルシエ曰く、ストライカー不足、決定力不足、得点力不足については、
「選択の余地はなく、ストライカーはいない。
 だからコレクティブにプレイすることと、セットプレイ、
この2つこそが今の日本がゴールするための方法だ」

トルシエ曰く、これからすべきことについては、
「多くのアウェイゲームを組んで、敗北からも多くを学ぶこと。
 新しい選手を探し続け、テストすること。
 6ヶ月間は実験を繰り返し、あらゆる可能性を試すべき。
 新たなアイディアを確立するためにチームの再構築を行うべき。
 それがチーム内の競争を引き起こし、選手にも危機意識をあおることになる」

いかがざんしょ??

1つは、日本の力は真っ向勝負じゃ通用しないという現実、であろう。
俊敏さ、という日本人の特性を活かした戦術は方向として良いが、
戦略、戦い方としては、カウンターで速く攻める以外、難しいということであろう。

ベスト4は、額面通りのベスト4ではなく、
力量の上回る相手を2度、倒すことなら可能であり、
3回=ベスト4は、現実的でないという認識ということだ。

確かに、ランクで考えれば、ベスト10に入っていても、
ベスト8にはまだ2つ届かないワケで、
そう考えると、遥か彼方にしか受け取れないに等しくも思う。

それをトルシエは、
まずは、「�予選の組み合わせに恵まれる運が必要」とした上で、
例えば具体的には、
「�予選では、例えば欧州の下位国に勝ちきり、アフリカ相手にカウンターで勝利し、
  2勝は勝ち取りトーナメントに進む」
そして決勝トーナメントで、
「�先を睨む列強に対し、ここにピークを持ってきた日本と、
その差を最大限有効に活用し、番狂わせを起こしてベスト8」
というシナリオを描いているのだろう。

まぁ確かに、世界4位のランクに入る、8位に入る、10位に入る、
ということよりは、現実的だし、可能性も見えてくる、イメージしやすい、
ことなのかも、しれない。

その上で、選手をふるいにかけ、切磋琢磨させ、
しかも、対戦カードが見えたらその4試合を想定して、
メンバーも選び、戦い方もインプットし、訓練をこなしていく、
コレクティブに、セットプレイを重視して。

というのが再構築の中身なのだろう。


そんなワケで、今日のブログは【スピードスケートに学ぶ】です。
他にもちょこっと、ブログは更新してましたんで、
よろしかったら、どぞ♪
http://wearecrazy.exblog.jp/
『Road to PK BAR(仮名)』

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