【オランダ戦⇔ガーナ戦 矛盾、理屈、証明、根拠】

理屈っぽいかな、とは思うけれど。

5分間だけ集中的にゴールが生まれて勝った試合と、
70分近くまでコンセプトまずまずで進められたものの結果は退廃、
おっと大敗(笑)の試合と、
どっちが評価されて然るべきなんでしょうか?

どっちも、もっと内容を個別に細かく見ていくべきなんだろうけど、
0−3粉砕と4−3大逆転のインパクトだけで、
書きぶり、論じぶり、見誤っちゃいけないハズ。

勝ったガーナ戦も、それまでの70分の継続性に立った上で生まれた5分間だったのか、
つまり、真綿で首絞めるようにジワリジワリ追い詰めたようなモンだったのか、
それとも偶発的要素の強いゴールラッシュだったのか、
ゴールを生むためのアプローチ、ゴールを奪って勝つためのアプローチとして、
どちらがより正当でより可能性の高いものなのか、
あるいはどちらも不正解なのか、そういうこと、考えてもらいたい。

かなり捨て鉢のヤケクソになって、リスクも顧みず前がかりになって攻めた、
その結果の「火事場的」ゴールならば、
5分間3ゴールが生まれた要素がどういう下で生じたのか、
であるならば、
オランダ戦で「戦えた、手応えはあった」という70分もさほど意味は持たず、
最初からガチガチに守って終盤でガーっとリスク冒して攻めて勝負かけるという、
言うならば90年イタリア大会のコスタリカ的な守備偏重のカウンター策でも、
勝利の可能性だけ考えたらプレスで伍して渡る必要なんかないんじゃないかと、
そうも思える考えかたなワケである。

言いたいことが、難しくて細かくなってきたな(笑)

要は矛盾性。

ガーナ戦を肯定し、特にゴールラッシュの時間帯を肯定論評するのであれば、
オランダ戦の70分間は否定的に受け止められる、あるいは意味をさほど持たなくなる、
そういう反比例的な論理を孕んだものとなるだろう、ってこと。

オランダ戦の70分を肯定し、且つガーナ戦のゴールラッシュをプラス評価するなら、
ガーナ戦の「5分余りの時間」が、
それまでの70分からの継続性の上に生まれた「事象」であることを証明しなければいけないし、
オランダ戦の残り20分間とガーナ戦の残り20分間では何が違ったのか、
それも証明しなけれならないと思うのだ。

少なくとも、報道し、論じるメディアの側としては。
手放しで、見出しだけを大きく、「大逆転勝利」なんて報道すべきじゃない。

『ガーナ戦のゴールラッシュは、それまでの70分間の上に成り立つものだ。
 与え続けたダメージが効いたのが、あの時間帯だったのだ。』
と言うには、70分で3失点してることが説得性を著しく欠如させるだろう。

『3失点しても70分が効いた』、と言うのなら、
『無失点で70分』が“効かなかった”となるオランダ戦との、整合性が見えなくなる。

「3失点の70分間」が成功で、「無失点の70分間」が失敗だなんて、
そんな矛盾はあり得ない。

結局は、サッカーは90分トータルで勝敗を競うスポーツであるということなのだが、
往々にして、試合の郵政度とスコアの結果がひっくり返ることがある、
あるいは試合の優勢度ほどスコアに差がつきにくい、
だから面白いのがサッカーだし、だからW4杯強の目標がまるで夢物語じゃないと、
そういうことのハズ。

優勢度を保ち、試合を支配的にコントロールして、そして勝つ、そうして勝てるなら、
それは素晴らしい。

ただ現実的には、専守防衛と堅守速攻の組み合わせでしか、
勝利への活路は見出しにくいのだろう。
今回の遠征では、それが、明らかになったことではないかと思う。

どんな相手でもプレスを速めて強めたらミスする、主導権を握って戦える、
ということも、成果と事実の1つであるから、
勝負どころの時間帯で、いかにその状況を、より長く、より色濃く、
持ってこられるか、ではないだろうか。

振り返れば、「嵌まった手応え」アリと言うプレスも、
本気で本番の豪州戦では良いようにあしらわれたことも事実。
能動的に試合を支配することは、難しい。
ただ、能動的に「ある時間帯を支配する」ことは可能だろうと思うし、
「その結果、スコアで上回る」ことも不可能ではないと思う。

クリアする課題は多いし、ハードルも低いものでは決してないけれど。

そんなワケで、昨日のブログは【ガーナ戦】、今日のブログは【テニス史】です。

よろしかったら、どぞ♪
http://wearecrazy.exblog.jp/
『Road to PK BAR(仮名)』

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