J2昇格圏内を堅守

  • 和田浜
    2009年11月03日 19:20 visibility59

 11月3日、アウェイでガイナーレ鳥取は三菱水島FCとの対戦でした。


 


 後期第14節になります。この日、唯一の試合で、他は7日と8日に行われます。三菱水島FCがJFLから脱退することが明らかになりました。来季、どのようなJFLになるのか、これから決まっていくわけですけど、ひとまず最後の伯備線ダービーでした。


 


 現地には行かず、中海テレビで観戦していました。中継があるのはありがたいです。天候を心配していたのですが、わりと好天だったみたいで良かったです。やや風があったように見受けられました。


 


 試合は膠着状態が長く続きました。三菱水島FCは後ろに人数をかけているわりには中盤でもボールをキープできており、ガイナーレ鳥取の陣形に問題があるのかなと思ったりしました。ガイナーレ鳥取は中盤で支配できない印象が強いです。タメが作れたり、有効な楔が打てると、もっと試合運びが楽になるでしょうし、チャンスも増えそうな気がします。


 


 前半40分頃から三菱水島FCの動きが鈍くなり、ガイナーレ鳥取の流れになっていった感じがしました。0-0で折り返しました。油断して、先制点を奪われて慌てるようなことがなければ、そのうち点が獲れるのではないかと思いました。


 


 後半に入ってからも、しばらくスコアは動きませんでした。さすがに点が入らないまま時間だけが経過していくというのは徐々に焦りと心配が募りました。そんな中、ガイナーレ鳥取は鶴見選手とハメド選手を相次いで投入し、前線の活性化を図りました。特にハメド選手が効きました。そのハメド選手のミドルシュートで先制すると、冷静に2点目も決めて、この試合を決定づけました。


 


 ガイナーレ鳥取は岡野選手を入れて逃げ切りを図ります。3点目は森選手で、左サイドで受けたボールを自ら持ち込んでのゴールでした。


 


 前半は手こずったものの、終わってみれば3-0の快勝でした。ただ中盤でボールをキープできていないのが心配です。上位チームとの対戦になれば、そこを突かれて掻き回されると思います。上手く修正されて欲しいです。


 


 中継から三菱水島FCのセレモニーでしょうか、そうした音声も聞き取れました。ガイナーレ鳥取サポーターからも水島FCコールが贈られていました。こうして脱退せざるを得ないチームもあるのですから、JFLに参戦し、戦い続けるというのも楽ではないです。そうした中でガイナーレ鳥取がJFLの座を守り抜いてJ2昇格可能なところにいるのに改めて価値を感じます。


 


 これでガイナーレ鳥取は暫定3位に浮上しました。J2昇格圏内を堅守し、他チームの結果を待つことになります。残り3試合です。次節はホームのとりぎんバードスタジアムでHondaFCを迎え、この試合は山陰放送・日本海テレビ・NCNと3局が中継の予定みたいです。

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