ギブスが外れました

7/20にギブスを外しました。
両側面から2つに割りました。（足の切れない？のこぎりの利用も3度目です）
アキレス腱をカバーする下側は、当面添えて、包帯で巻いた状態です。
変わったことは、ギブスが取れて足首が動くことが少し怖いことと、
薬の入った熱いお湯の中で足首を回すリハビリが始まったことと、
なんと行っても家で風呂に入れることです。
これまでも、足にビニールを巻いてシャワーを浴びたり、
足を上げて湯船につかったりしていましたが、
ギブスを外して、ゆっくり風呂に入れるようになったことは、とにかく快適です。
足首の裏には10cmほどに12針くらいの手術のあとがあります。
ギブスのしたの足の垢は、確かにおもしろいほどの量でした。
毎日、リハビリに通うことはできないので、
我家のプチジェットバスを利用して、足首の運動をしようと思っています。
今のリハビリを継続し、順調であれば、1ヵ月後にギブスは必要なくなるそうです。
ただし、そこからが本当のリハビリのようです。

私の方で「早く治したい」「早く歩きたい」「早く会社に行きたい？」といっていたので、
手術後2週間で、ギブスで足首を90°にかためて松葉杖なしで歩いていましたが、
医師としては、かなりのギャンブルだったような話をされました。
本当は、あと2週間くらいギブスで固めて、足をつかないほうが良いのだとか・・・
一方では、より早く足の運動を始めることは回復のために有効なことだそうで、
病院ごとに治療法や経過の見方も全く異なるようです。
（同じ日に同じ境遇にあった方とも話しをしました）
今後しばらくも、90°の状態で足をつくことは問題ないが、
不注意などで、アキレス腱伸ばしのような格好をしたり、
足先を強く着くようなことがあれば、また切れてしまうそうです。
この先、1,2ヶ月が再断裂の可能性が一番高いようです。
風呂で滑ることが一番危険といわれました。
注意しなければいけません。

お湯の中や空中に浮かした状態であれば、
足の力でどんどん足首を動かしてよいそうです。
現状は、足首を動かしても、特に痛くは無いですが、
のばすことはできても、90°以上曲げることはできません。
ギブスで足首やふくらはぎが細くなったことはいうまでもありませんが、
アキレス腱の部分は、きれていた状態と見間違えるほど極細です。
これが太くならない限りは、飛んだり跳ねたりすること、
走ること、ボールを蹴ることなど不可能なようです。

さて、足の状況とは直接関係は無いのですが、
この2週間は、電車とバスで通勤していたのですが、
松葉杖がなくなったことで、立っていると見た目は健全者なので、
松葉杖を持っていてもほとんど席を譲ってもらえなかった
3週間前よりも、さらなる苦労を経験しました。
・歩くのがかなり遅い（右足は引きずる感じ）
・左足にしか重心がかけられない
こんな状態で混雑した電車に乗ると、普段はあまり気にしていないのですが、
電車内やホーム、さらにはエレベータに乗るときでさえ、
押されたり蹴られたりすることがあり、バランスを崩すと非常に厄介で、
耐えられずに、私もキレて口論になることさえありました。
本当に、世の中は“けが人”に優しくありません。

まだまだ時間はかかりますが、あせらずに頑張りたいと思います。