ベッカム、試合前のトイレで○坊主に…現役時代にファーガソンの命令で!?


元イングランド代表のデイヴィッド・ベッカムが、マンチェスター・U時代にアレックス・ファーガソン元監督から、モヒカンを剃るように命じられていたことを明かした。イギリス紙『デイリーミラー』が26日に報じている。

 1986年にマンチェスター・Uの指揮官に就任したファーガソン氏は、「ファーギーズ・フレッジリングス」(アレックス・ファーガソンのひな鳥)と呼ばれたライアン・ギグス、ポール・スコールズ、ガリー・ネヴィルなどの若手を育て上げる。1999年にはその黄金世代の選手たちを率いて、“トレブル”(3冠)を達成。リーグ戦では13回の優勝を導くなど、数々の栄光とともにマンチェスター・Uで長期政権を築き上げて、2013年に退任した。現在ファーガソン氏は、退任とともに監督業からも退いたが、マンチェスター・Uには役員として残っている。

 一方、「ファーギーズ・フレッジリングス」の1人であるベッカムは、マンチェスター・Uのアカデミー出身で、1992年にトップデビュー。1995年にプレミアリーグでデビューし、2003年にレアル・マドリードへ移籍するまで、ファーガソン元監督の下でプレーし活躍していた。

 ベッカムは、27日に放送されるイギリスメディア『BBC』のトーク番組『グラハム・ノートン・ショー』に出演。インタビューで同氏は、2000年に行われたチャリティ・シールド(現コミュニティ・シールド)のチェルシー戦前に、ロッカールームでファーガソン氏に髪を剃るように命令されたと明かしている。

「キックオフ1時間ぐらい前に僕はロッカールームにいた。その時サー・アレックス・ファーガソンが(モヒカンを)見て、僕に剃ってこいと命じたんだ」

「最初は『ノー』って言ったよ。でも、そしたら直後に彼の顔が変わったんだ。だから僕はトイレに髪を剃りに行ったよ。彼はとても厳しい人だったからね」

「クラブの評価に関わることでもあったんだ。彼は、全ての選手にプロとして振る舞うように要求していた。彼は僕の髪型が正しいと感じなかったんだ。僕らはウェンブリーでプレーしていたこともあり、彼は正しかったと思うよ」

 また、ファーガソン氏との関係について「長年の間、彼は父親代わりのようだった」と語るベッカムは、「子供の頃から大好きだったクラブに、彼が僕を呼び寄せてくれてたんだ。そして成功を手にした。彼が僕のキャリアを作り上げてくれたんだよ」と、ファーガソン氏に感謝のコメントをし、「僕はこれからも彼を尊敬し続けるだろう。なぜなら彼が、マンチェスター・Uでプレーするという夢を実現させてくれたからね」と語っている。

 なお、ベッカムは、古巣であるパリSGのホームで17日に行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグのチェルシー戦をスタジアムで観戦。近くにはファーガソン氏も同席しており、仲良く観戦している姿もとらえられていた。






























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