「ACミラン」 株式75%を中国資本に売却か!?
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キテル広
2015年04月02日 23:19 visibility1027
先月10日に、日本代表FW本田圭佑が所属するACミランの名誉会長シルヴィオ・ベルルスコーニ氏(過去に政治家としても、いろいろと物議を醸し出しましたが・・・。)と中国人資産家の”Mr.ピンク”ことワンスー氏が契約を結んでいるとされる写真が流出したミラン。その続報として、先月末には香港紙『ネクスト・メディア』紙上でベルルスコーニ名誉会長が3年位内にクラブの株式75%を売却することにサインしたのではないかと報じられた。
また、先日の流出写真に写っていたMr.ピンク以外の人物として、中国人投資家の仲介人とされるリチャード・リー氏、アイア太平洋地域交流・協力財団(APECF)のバイスプレジデントを務めていたシャオ・ウーハン氏が確認されたという。
一足早く2013年にインドネシア人のエリック・トヒルがクラブを買収したインテルに続いて、ミランもアジア人会長が就任することになるのだろうか? と動向が注目されておりましたが、シルビオ・ベルルスコーニ名誉会長が、クラブの株式75%を正式に中国資本に売却することを本日、明かした。とイタリアメディア『アスカ.it(askanews.it)』が報じている。
同メディアは取引の相手が中国人投資家で額は10億ユーロ(約1300億円)になると伝え、実質的に交渉は終了したと明かした。今回の売却は中国の12億人という市場を考慮したものとみられ、「世界で2番目に成功したクラブであるミランは中国市場にとって知られた存在だ」と語った。
なお、クラブは中国資本となるが、バルバラ・ベルルスコーニCEOは経営に留まると見られ、シルビオ名誉会長は24時間以内にミラノの北に位置するアルコレで交渉を進めるとされている。
シルビオ・ベルルスコーニ氏は1986年にクラブを買収して会長に就任。以来、スクデット8回、チャンピオンズリーグ5回など多くのタイトルをクラブにもたらしてきた。
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