フロンターレのパウリーニョ戦力外!今季の川崎が優勝できなかった原因の象徴かも

  • taki
    2014年11月29日 12:06 visibility330

Jリーグも残り2試合となり、メディアでは戦力外や新たな補強に関する話題もそこそこ取り上げられるようになってきました。

その中で、川崎フロンターレがパウリーニョを戦力外としたことを発表。
彼の放出は、今季優勝に届かなかった原因の一人だと言えるのではないでしょうか?

昨年3位と躍進してACLにも出場し、今季は優勝を目指して戦ったであろうフロンターレですが、残念ながら既に優勝は不可能となっており、ACL出場も厳しい順位になっています。

どうして昨年以上の成績を残せなさそうな状況になってしまったのか?
その理由の一つとして、パウリーニョが原因として考えられます。

おそらく風間監督は、今季のチームのキーマンの一人として、J2の栃木から獲得したパウリーニョを補強したと思います。

開幕前のサッカーダイジェストで、フロンターレに関する記事においても『最大の目玉はボランチのパウリーニョだ。攻撃力が売りのチームにあって、ボール奪取力と危機察知能力に長けたこのブラジル人は”防波堤”の働きが期待される』と書いてありました。

そして、開幕戦ではパウリーニョは90分間フル出場しています。

しかしながら、パウリーニョがチームの戦術に馴染まなかったためか、徐々に出場機会は減少して、ここ最近では全く試合にでなくなってしまい、最終的には戦力外になってしまったようです。

シーズン前に描いた構造が完全に崩れてしまい、昨年のチームから進化を上げることができずに今シーズンは優勝を逃してしまったと言えるでしょう。

勿論、パウリーニョ一人の責任ではないですが、彼がチームにフィットしていたら風間監督の描いていた構想通りにチームが進化していた可能性が高かったはず。

皮肉にも今シーズンのキーマンとして獲得した選手を1年で放出したことで、チーム作りの失敗が象徴されてしまいました。

先日契約を延長したばかりの風間監督ですが、来シーズンこそはしっかりとした補強を行って、優勝を目指すことができるか、注目です。

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