広島カープの新外国人投手、ザガースキーの期待度は未知!
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taki
2014年12月01日 21:20 visibility225
広島カープは既に3人の新外国人選手を獲得していますが、その中のひとり、マイク・ザガースキーはもっとも未知の選手かもしれません。
現時点でカープは、ヘスス・グズマン、クリス・ジョンソンそして今回取り上げるマイク・ザガースキーの3人を獲得していますが、グズマンは年俸1億円、ジョンソンは7000万円+出来高と言われている中で、ザガースキーは4500万円と最も安い金額になっています。
年俸の金額で球団の評価の全てが決まるわけではないですが、この3人のなかではザガースキーにはそこまで大きな期待はされておらず、うまく当たればいいなという感なのかもしれません。
ザガースキー投手の起用法に関してですが、おそらく中継ぎでの起用が濃厚でしょう。
2014年のザガースキーの成績を見てみると、メジャーでの登板はなかったようです。
今シーズンはブルージェイズとインディアンズのAAAチームに所属しており、AAAのインターナショナルリーグでは46試合に登板していますが、先発起用は一度もなく、全て中継ぎでの起用でした。
成績は4勝1敗。奪三振83で与四球は22個という成績を残したようです。
ザガースキー選手は、2007年ごろにAAAまで昇格し、その後メジャーでプレーした時期もあったのですが、AAAとメジャーでは合計291試合に登板して、先発起用は一度もありませんでした。
過去をさかのぼると、AAで2度先発したことがあるようですが、ほとんどが中継ぎとしての起用だったことがわかります。
やはりカープでも中継ぎという事になるでしょう。
因みにですが、ザガースキー投手は2007年にメジャーリーグデビューを果たし、当時所属していたフィリーズでは25試合に登板して、1勝0敗という成績を残しています。
ただし、2008年にはメジャーもマイナーでも登板をしていません。
トミー・ジョン手術を行ったのがその理由のようです。
2009年にはAAとAといった下位リーグで登板感覚を戻していき、2010年にAAAで52試合登板、メジャーでも8試合に登板するなど、復活の兆しが見えてきました。
2012年にはダイヤモンドバックスでメジャーに昇格して45試合に登板。
見事にカムバックを果たすことに成功しました。
ただし、その翌年の2013年にはメジャーに上がれず、その年にはパイレーツ→ヤンキース→アスレチックスと度々トレードに出されてしまい、メジャーにもあがることはできませんでした。
そして今年もインディアンズ→ブルージェイズと、メジャーに上がれずトレードを繰り返すという苦しい時期を過ごしていました。
そこで新たな新天地として環境を変えるという意味も含めて、ザガースキーは日本に来たのかもしれません。
過去のけがや、ここ最近のトレードの多さが気になりますが、当たれば大きいギャンブル度の高い選手として、2015年は広島でどのような活躍を見せるのか、注目です!
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