テニスラケットが示すスポーツの歴史

  • taki
    2008年05月02日 20:57 visibility308

テニスはラケットを使うスポーツです。当たり前の話ですが実はこの事実がスポーツにとって面白い視点を与えてくれるので今日は書いてみたいと思います。

 

数多くのスポーツの発祥の地はイギリスと言われています。産業革命に始まり人々の生活が豊かになり、人々に遊びの時間が持てるようになったので現れたのがスポーツです。

 

産業革命の成功により、後にイギリスは世界最強の帝国となり世界中に植民地をもちました。その中で同時にスポーツが広まったので必然的にイギリスが編み出したスポーツが世界の主流となったわけです。

 

イギリスが生み出した数多くのスポーツを分類すると二つにわけることができます。

 

サッカー、ラグビーなどボールさえあればできるスポーツ。テニスやクリケットのようにボール以外にも道具を必要とするスポーツ。

 

この2種類ですが違いは道具を使わないというところにあります。道具を使うということはそれを用意したり古くなったのを変えたりするためのお金がかかるスポーツだということです。

 

その一方サッカーはボールさえあれば大体プレーできます。

 

この違いによりテニスはお金持ちのスポーツ、サッカーは貧乏人のスポーツという分け方ができました。

 

テニスで有名なウィンブルドン。自分は一度訪れたことがあるのですがセンターコートの周りはのどかな芝生やゆったりとした一軒家が並んでいます。

 

対照的にロンドンの工業が盛んな場所にはサッカー場があります。

 

ロンドンに行くとそれぞれのスポーツが育った環境の違いがわかってとても面白いです!こういったちょっと変わった視点でテニスを見てみると意外と面白いと感じるのはへそ曲がりなじぶんだけでしょうか(笑)

 

初日記でこんな理屈っぽいことを書いている自分ですがよろしくお願いします!

 

ちなみにロンドンにはウィンブルドンのセンターコート内にテニス博物館というのがあります!テニスファンの方々は一度足を運んで見てはいかがでしょうか?

  

 

 

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