テニスボールの違い

テニスボールに違いはあるのだろうか？

一見どれも同じに見えるテニスボールですが作ってるメーカーなどによって違いがあったりするのだろうか興味があったので調べてみたところどうやら違いがあるようです。

もちろんルール上には大きさや重さなどは決められていますがその基準の中でも数ミリや数グラムの幅があしますし中身のゴムや外のフェルトの性質の違いによって違いがあるとのこと。

 おそらく弾み方や打ったときの微妙な重さの違いが関係してくるのでしょう。

この違いはアマチュアにとっては大したことはないかもしれませんが、世界選手権を戦う選手らにとってはその微妙な違いが勝負を分けることになるのでそのことに関して神経質になります。そのため大会に出場する選手はそれぞれの大会に使われるボールを自ら購入して練習するようです。

そしてこういった大会と契約することによって選手らが大量にボールを買い、テニスファンらもオフィシャルボールを購入してくれるという経済効果が生まれるようです。そのため大手のスポーツ用品会社は大会と契約を結びます。

それでは一体どの大会にどのメーカーのボールが使われているのでしょうか？テニスファンなら知っている人も多いかもしれませんが自分は恥ずかしながら知らなかったので調べてみました。

対象はウィンブルドン、全豪オープン、全仏オープン、全米オープンといういわゆる４大大会です。

ウィンブルドン：Slazenger

全豪オープン：Wilson

全仏オープン：DUNLOP

全米オープン：Wilson

だそうです。

いろいろと調べてみて興味深かったのはウィンブルドンとSlazengerはずっと契約を続けておりなんと今年で105年目に突入だそうです！ スポーツビジネスでは常に高い契約を求めて大きな大会には大きな会社が契約を求めてくるのですがさすがに１００年以上となると契約を打ち切るわけにはいかなそうですね。

今回調べてみて感じたのはナイキが出ていないところです。ナイキはサッカー、野球、バスケットなどに進出していますが未だテニスには参加していないのでしょうか？ただ今後テニス界に進出してくるかを見てみるのも面白いかもしれませんね！