2015:J2:8節:H:vsロアッソ熊本「堅い守備を基軸に先制点を活かし快勝」その2
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杉野雅昭
2015年04月25日 21:00 visibility68
MOM
「24矢島 慎也」
2得点に絡む活躍。
効果的パスや技術で、攻撃を牽引した。
MIP
「14押谷 祐樹」
多くの決定機に顔を出すも1得点止まりだったが、それでもその得点シーンのトラップは、絶妙だった。
「24矢島 慎也」
2得点に絡む活躍。
効果的パスや技術で、攻撃を牽引した。
MIP
「14押谷 祐樹」
多くの決定機に顔を出すも1得点止まりだったが、それでもその得点シーンのトラップは、絶妙だった。
2、戦評
ホームチームである岡山の長澤 徹監督の表現する「メガクラブ」との6連戦を終えた岡山と、遠い九州の地より上位進出の足掛かりを作りたい熊本との試合。
序盤は、両チームともハイプレスをかけあうという展開。
前から来ると言う事は、それだけ裏にスペースがあるという事であるが、両チームともそこを狙って攻めた。
熊本は、効果的スルーパスを何度か通す場面があったが、最後の精度を欠く場面が、目立った。
逆に岡山は、丁寧に繋ぐ意識をして形を作るも熊本の粘り強い守備に防がれる。
攻守の入れ替えが激しく、オープンな展開と言えた。
その中で、バランスの崩れた熊本の守備の隙を突き、岡山が先制する。
先制すると均衡を保っていたバランスが崩れ、岡山がゴールに迫るも21金井 大樹の好セーブなどにより1-0のまま前半終了する。
後半に入ると熊本もよりアグレッシブに攻めてくる。
しかし、早い時間に24矢島 慎也が、33伊藤 大介に代わって出場すると岡山の攻撃が、活性化し、立て続けに追加点を奪い一気に3-0まで持っていく。
熊本も最後まで岡山のゴールを目指して、攻守でアグレッシブに仕掛けてくるが、35岩政 大樹を中心とした岡山の堅い守備を崩せず、そのまま試合終了。
岡山は、順位を一つ上げて、上のチームになんとか追走した。
逆に熊本は、岡山と逆の成績となり、上位が遠のいた。
3、得点経過&分析
H:岡山:1-0:33伊藤 大介(21加地 亮)
経過
カウンターを失敗した流れからクリアボールを10千明 聖典が拾う。
10千明 聖典は、向きを前方に向けると14押谷 祐樹にぴったりと合わせる浮き玉のミドルパスを入れる。
14押谷 祐樹は、そのパスを11染矢 一樹に落とす。
11染矢 一樹は、シュート打つような動作を見せて注意を引き付けてからサイドでフリーの21加地 亮へとパスを出す。
21加地 亮は、フリーだったので、しっかり中を見てクロスを入れる。
14押谷 祐樹のフリーランで作ったスペースへ飛び込んだ33伊藤 大介にピンポイントであい33伊藤 大介が、ヘッドを放つ。
8高柳 一誠も足でクリアしようと触れるもクリア仕切れず、そのままゴールネットを揺らす。
分析
10千明 聖典が、フリーで前を向けたのが大きい。
寄せがあればすぐ横パスやバックパスを選択するもこの時は、フリーだったので、狙って精度の高いボールを出せた。
この辺り岡山の攻めた流れで、熊本が寄せに行けなかったのが、大きい。
また、攻めた後の流れだったので、相手の守備陣形や態勢も崩れていた。
そのため21加地 亮がフリーだった。
この辺りの修正を前線にクリアしてる間に出来ないと行けないが、熊本は、その時間を有効に使えず、スペースとクロスまでの時間を与えてしまった。
そして、中の熊本の守備の仕方も酷い。
岡山ではあれば、ゴール前にスペースがあれば、人数が足りてなくてもスライドしてしっかりそこを埋める事が出来ていただろう。
しかし、このシーンの熊本の23藏川 洋平は、指示を出すのみで、そのスペースを埋めなかった。
スペースを埋めなくてもフリーの選手をケアするだけの人数も不足しており、隙だらけだった。
こういった熊本の散漫な守備の隙をしっかり突いた岡山の攻撃の質というのは、しっかりとしたフリーランとハードワークによって生み出されている。
どうすれば隙が生まれるのか。
そういった部分を練習で仕込まれているからこそ、こういった得点の流れを自然と演出する事が可能となっている。
ホームチームである岡山の長澤 徹監督の表現する「メガクラブ」との6連戦を終えた岡山と、遠い九州の地より上位進出の足掛かりを作りたい熊本との試合。
序盤は、両チームともハイプレスをかけあうという展開。
前から来ると言う事は、それだけ裏にスペースがあるという事であるが、両チームともそこを狙って攻めた。
熊本は、効果的スルーパスを何度か通す場面があったが、最後の精度を欠く場面が、目立った。
逆に岡山は、丁寧に繋ぐ意識をして形を作るも熊本の粘り強い守備に防がれる。
攻守の入れ替えが激しく、オープンな展開と言えた。
その中で、バランスの崩れた熊本の守備の隙を突き、岡山が先制する。
先制すると均衡を保っていたバランスが崩れ、岡山がゴールに迫るも21金井 大樹の好セーブなどにより1-0のまま前半終了する。
後半に入ると熊本もよりアグレッシブに攻めてくる。
しかし、早い時間に24矢島 慎也が、33伊藤 大介に代わって出場すると岡山の攻撃が、活性化し、立て続けに追加点を奪い一気に3-0まで持っていく。
熊本も最後まで岡山のゴールを目指して、攻守でアグレッシブに仕掛けてくるが、35岩政 大樹を中心とした岡山の堅い守備を崩せず、そのまま試合終了。
岡山は、順位を一つ上げて、上のチームになんとか追走した。
逆に熊本は、岡山と逆の成績となり、上位が遠のいた。
3、得点経過&分析
H:岡山:1-0:33伊藤 大介(21加地 亮)
経過
カウンターを失敗した流れからクリアボールを10千明 聖典が拾う。
10千明 聖典は、向きを前方に向けると14押谷 祐樹にぴったりと合わせる浮き玉のミドルパスを入れる。
14押谷 祐樹は、そのパスを11染矢 一樹に落とす。
11染矢 一樹は、シュート打つような動作を見せて注意を引き付けてからサイドでフリーの21加地 亮へとパスを出す。
21加地 亮は、フリーだったので、しっかり中を見てクロスを入れる。
14押谷 祐樹のフリーランで作ったスペースへ飛び込んだ33伊藤 大介にピンポイントであい33伊藤 大介が、ヘッドを放つ。
8高柳 一誠も足でクリアしようと触れるもクリア仕切れず、そのままゴールネットを揺らす。
分析
10千明 聖典が、フリーで前を向けたのが大きい。
寄せがあればすぐ横パスやバックパスを選択するもこの時は、フリーだったので、狙って精度の高いボールを出せた。
この辺り岡山の攻めた流れで、熊本が寄せに行けなかったのが、大きい。
また、攻めた後の流れだったので、相手の守備陣形や態勢も崩れていた。
そのため21加地 亮がフリーだった。
この辺りの修正を前線にクリアしてる間に出来ないと行けないが、熊本は、その時間を有効に使えず、スペースとクロスまでの時間を与えてしまった。
そして、中の熊本の守備の仕方も酷い。
岡山ではあれば、ゴール前にスペースがあれば、人数が足りてなくてもスライドしてしっかりそこを埋める事が出来ていただろう。
しかし、このシーンの熊本の23藏川 洋平は、指示を出すのみで、そのスペースを埋めなかった。
スペースを埋めなくてもフリーの選手をケアするだけの人数も不足しており、隙だらけだった。
こういった熊本の散漫な守備の隙をしっかり突いた岡山の攻撃の質というのは、しっかりとしたフリーランとハードワークによって生み出されている。
どうすれば隙が生まれるのか。
そういった部分を練習で仕込まれているからこそ、こういった得点の流れを自然と演出する事が可能となっている。
その3に続く。
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