J1戦力分析2016その4

アルビレックス新潟

GK:C→C(10→11)
DF:C→C(12→12)
MF:B→B(13→14)
FW:B→B(14→16)
監督:B→C(14→12)
総合:B→B(63→65)

前線を除くと全体的に層が薄いのが気になる。
特にGKの実績不足が心配され、CBもバックアップに関しては不安が大きい。
しかし、それでも中盤から前の戦力が強力。
特に8レオ・シルバ、10ラファエル・シルバというJリーグトップクラスの選手の存在は大きい。

大宮アルディージャ

GK:C→B(12→14)
DF:C→B(10→14)
MF:B→B(13→15)
FW:B→B(15→16)
監督:C→B(12→13)
総合:B→B(62→72)

一年でJ1復帰を果たし中で、課題であったポイントを的確に補強。
前線を除いて、各ポジション層が厚くなった。
全体的に非常にバランスが取れており、カップ戦との同時並行が可能。
後は、監督がどうチームを率いるかである。

ジュビロ磐田

GK:B→B(16→16)
DF:C→B(12→13)
MF:B→B(13→15)
FW:B→B(15→16)
監督:C→B(12→13)
総合:B→B(68→73)

J2で、大活躍した8ジェイ、15アダイウトン、21カミンスキーは、非常に強力。
攻守で彼らの存在は大きい。
そして、両CBは、非常に攻撃的で、J1でも面白い攻撃が出来そうだ。
逆に守備面で心配な点が多く、そこがJ1で戦う上でネック。

アビスパ福岡

GK:C→B(12→16)
DF:C→C(12→12)
MF:C→B(10→13)
FW:C→B(12→15)
監督:C→B(10→15)
総合:C→B(56→71)

J1で戦う上で、CBの対人能力というのが気ががりではある。
一方で、他のポジションのスタメンが予想される選手は、
J1でも十分やれるポテンシャルがある選手多数擁した。
23イ・ボムヨン、6ダニルソン、17ウェリントンは、実績十分であるし、攻守共に面白い陣容である。
そして、昨季の戦力を最大限活かした井原 正巳の手腕も確か。

4、後書き

全体的に実力のあるGKの加入が目立った。
守備に投資するチームが増えた事は良い傾向と言えるだろう。
GKとCBは、世界的に比べて技術のある選手が育っても抜群の守備能力を備える選手は育ちづらい。
特にハイボールに弱い傾向にある。
そういった意味で、韓国代表クラスのGKに獲得するチームが増えた事は納得のいく。
そして、もう一つ思ったのは、どのチームも強いという事である。
昇格組の強さは、J2の成績を考えても決して弱くない。
昨季の戦力を維持もしくは、向上させており、既存のJ1チームにとって難しいシーズンになるだろう。

Jリーグから世界へ 
To Be Continued 

by杉野雅昭 

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