2013:A代表:コンフェデ:VSイタリア「守備崩壊」

日本VSイタリア:3-4
得点者:4本田 圭佑、10香川 真司、16デ・ロッシ、オウンゴール(6内田 篤人)、9バロテッリ、9岡崎
慎司、10ジョビンコ

1、チーム情報&評点

審判

主審:6.5
副審:6.5

日本

監督

アルベルト・ザッケローニ:6.5

スタメン

18前田 遼一:6.0
10香川 慎司:6.5、4本田
圭佑:6.5、9岡崎 慎司:6.5
7遠藤 保仁:6.5、17長谷部 誠:5.5
5長友 佑都:5.0、15今野 泰幸:5.5、22吉田
麻也:5.0、6内田 篤人:5.0
1川島 永嗣:5.0

リザーブ

GK:12西川 周作、23権田 修一
DF:2伊野波 雅彦、16栗原
勇蔵、3酒井 高徳、21酒井 宏樹
MF:13細貝 萌、20高橋 秀人、14中村 憲剛
FW:8清武 弘嗣、19乾
貴士、11ハーフナー・マイク

途中交代

6内田
篤人→21酒井 宏樹:5.5、18前田 遼一→11ハーフナー・マイク:5.5、17長谷部 誠→14中村 憲剛:評価不可

 

<!-- 追記開閉部分 -->イタリア

監督

チューザレ・プランデッリ:7.0

スタメン

9バロテッリ:7.0
18モントリーボ:5.5、22ジャッケリーニ:6.0、7アクイラーニ:5.5
21ピルロ:6.5、16デ・ロッシ:6.5
5デ・シリオ:5.0、3キエッリーニ:5.5、15バルザーリ:5.5、2マッジョ:5.5
1ブッフォン:5.0

リザーブ

GK:12シリグ、13マルケッティ
DF:4アストーリ、19ボヌッチ、20アバーテ
MF:6カンドレーバ、8マルキージオ、17チェルチ、23ディアマンティ
FW:10ジョビンゴ、11ジラルディーノ、14エル・シャーラウィ

途中交代

7アクイラーニ→10ジョビンコ:7.0、3マッジョ→20アバーテ:5.5、22ジャッケリーニ→8マルキージオ:6.5

MOM

「10ジョビンゴ」

途中出場ながらPKを得たシュートを放ち、そして、得点を決めた。
活躍した選手が多く、迷った。

MIP

「9岡崎
慎司」

点取り屋らしく2得点に絡む活躍。
消えている時間も多かったが、得点に繋がったプレイを評価したい。

2、得点シーン

日本

1得点目:4本田
圭佑

1川島 永嗣(ゴールキック)→5デ・シリオ(バックパス)→9岡崎 慎司(反応)→1ブッフォン(足をかける)→PK→4本田
圭佑(右隅に蹴る)→1ブッフォン(データがあったのか真ん中で、待っていたため届かず)→ゴール

ラッキーと言えばラッキー。
でも4本田
圭佑が、今回は真ん中で、無かった。
真ん中だったら止められてただけに持ってる男だわ。

2得点目:10香川 真司

4本田 圭佑(CKで、ショートコーナー)→10香川
真司(リターンパス)→4本田 圭佑(下げるパス)→17長谷部 誠(浮き球のパス)→10香川 真司(コントロールしようとする)→イタリア(クリア)→15今野
泰幸(先に触り浮き球のパス)→10香川
真司(混戦から上手く入れ替わって裏へ抜けてフリーになってダイレクトシュート)→1ブッフォン(反応出来ず)→ゴール

これもラッキーなゴール。
とはいえ、セカンドボール等への反応が、良かったこの時間までのプレイの積み重ねのゴール。

3得点目:9岡崎 慎司

7遠藤 保仁(FKを蹴る)→9岡崎
慎司(DFの前でヘッド)→1ブッフォン(反応するも触れず)→ゴール

セットプレイのお手本の様なゴール。
ナイスゴール。

イタリア

1得点目:16デ・ロッシ

21ピルロ(CKを蹴る)→16デ・ロッシ(7遠藤
保仁を振り切り前に入ってヘッド)→1川島 永嗣(反応出来ず)→ゴール

21ピルロは、やっぱり良いボール蹴りますね。

2得点目:オウンゴール(6内田
篤人)

21ピルロ(クリアボールをヘッドで、前にパス)→22吉田
麻也(対応)→22ジャッケリーニ(一瞬の隙を突きラインを割る前にボールを奪取して、中へグラウンダーのクロス)→9バロテッリ(中で待ち受ける)→6内田
篤人(9バロテッリに通らない様にスライディングで、クリアしよとするが、シュートになる)→1川島 永嗣(反応するも僅かに届かず)→ゴール

6内田
篤人を責められない。
触らなければ、そのまま押し込まれていた訳だから。
22吉田 麻也の対応が、悔やまれる。

3得点目:9バロテッリ

2マッジョ(アーリークロス)→9バロテッリ(浮き球のボールを上手く落とすパス)→10ジョビンコ(シュート)→17長谷部
誠(足に当たった後手に当たる)→PK→9バロテッリ(動きにフェイントを入れて1川島 永嗣を動かせてから左にシュート)→1川島
永嗣(動きに釣られて飛び付きシュートとは逆方向に蹴られる)→ゴール

17長谷部
誠は、不運でしたね…
PKは、駆け引きが上手かった。

4得点目:10ジョビンコ

16デ・ロッシ(スルーパス)→8マルキージオ(裏へ抜け出して、冷静に中にクロス)→10ジョビンゴ(クロスに合わせて合わせるだけのシュート)→ゴール

一瞬の隙を突かれた悔しい失点。
押し込んでいただけに悔やまれる失点だった。

3、レビュー

イタリア

パスサッカーでもなく、守備を固めるサッカーではない。
どういったサッカーかと問われれば答え辛い。
決定力の高く個人技のあるチームだが、組織力に関しては、まだまだ甘い面がある様に感じた。
この試合だけを見ると勝てない相手ではない。
12年ぶりの対戦という事で、その時とは、差が、大分縮まったのではないか。
それでもカウンターの切れ味、一つ一つの技術の高さ、セットプレイの精度、勝負強いメンタリティ。
どれも日本が、見習うべき所もあった。
次対戦する時は、しっかり勝ちたい。

日本

N-1、ポゼッションサッカーに手応えを感じるも勝てず

イタリア相手にパスを回し、高いポゼッションを誇った。
今のイタリアは、どうかは分からないが、カテナチオというサッカーではなくて、攻撃的サッカーに取り組みつつあるように感じた。
そういった強豪国とはいえ、そういったスタイルが確立していないチーム相手であれば、これだけ出来るという事が分かった。
ただ、やはり個で、勝てなければ負けてしまう。
それも改めて痛感したしだい。
内容では、日本でも勝ったのはイタリア。
そこが、イタリアと日本の差。

N-2、守備が崩壊

2試合で、7失点。
これは、完全な守備崩壊。
せっかく3点も取ったのに勝てなかった。
ブラジル戦では、シュートレンジの広さ、イタリア戦では、個の力。
この差を跳ね返していける守備力を付けなければ、ブラジルW杯では、二の舞になるだろう。
出来ればこのクラスのチームと親善試合を組み試合をしていく事が重要。
メキシコ戦では、高い組織力からの連動性のある攻撃をどれだけ防げるかがポイントとなる。

N-3、上手い選手交代

まず、6内田 篤人に代えて、21酒井
宏樹を投入した采配。
21酒井
宏樹は、ビルトアップが、苦手だが、クロス精度は、高い。
日本が、押し気味に進めている事を考えると、クロス精度のある21酒井
宏樹の投入は、理にかなっている。
3酒井 高徳の方が、総合力が、高いので、何故、21酒井
宏樹を重宝していた事を考えていたが、この試合で分かった。
なかなかこういった展開は、あんまりなかったので、気付かなかった。

また、11ハーフナー・マイクもその延長で、押し気味に進めているので、ゴール前で、高さのある11ハーフナー・マイクの存在は、大きい。
やはり、足下などが、微妙でもそこは、大きな武器。
大きなストロングポイントとなる。

結果的には、活きなかったが、今後は、活かせるようにしていきたい。

4、満足度

7点(10点満点)

強豪イタリア相手にこれだけの試合を出来たと言う事を素直に喜びたい。
先日のブラジル戦から状態をここまで上げて来た。
決勝トナーメント進出できなかったが、メキシコで、自信に繋がる結果を残して終えたい。

日本から世界へ
To
Be Continued

by 杉野
雅昭

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