2014年レギュラーシーズンの巨人選手の総ポイント(1軍)と個人的MVP
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元大阪爺
2014年10月11日 13:38 visibility323
CSが今日から始まりますが,レギュラーシーズンは終わったので,主な選手の総ポイントと成績を以下に記します.回数で1回未満は切り捨てています。参考のために,詳細版(コメント欄)には昨年の成績等も記します.最後に,レギュラーシーズンの個人的MVPと感想を書きます.
ポイント上位者や注目選手(概要版)
→成績が長すぎるので詳細版はコメント欄に記しました.
主に先発投手
菅野 :20pt(23試合158回,12勝5敗,122三振,防御率2.33):セ最優秀防御率
杉内 :19pt(26試合159回,10勝6敗,145三振,防御率3.16)
内海 :16pt(22試合144回, 7勝9敗,105三振,防御率3.17)
大竹 :13pt(22試合129回, 9勝6敗, 79三振,防御率3.98)
小山 :13pt(16試合 93回, 6勝2敗, 71三振,防御率2.41)
澤村 : 7pt(12試合 72回, 5勝3敗, 66三振,防御率3.72)
主にリリーフ投手
マシソン :49pt(64試合65回,6勝6敗 8H30S,75三振,防御率3.58)
山口 :48pt(60試合56回,4勝3敗35H 2S,42三振,防御率3.04)
西村 :40pt(49試合51回,4勝4敗16H 6S,39三振,防御率2.98)
久保 :35pt(48試合47回,4勝4敗11H 0S, 51三振,防御率4.73)
青木 :30pt(38試合31回,2勝2敗 9H 0S, 15三振,防御率2.45)
香月 :29pt(41試合36回,3勝0敗 6H 2S, 19三振,防御率4.21)
江柄子 :13pt(19試合29回,0勝2敗 0H 0S, 15三振,防御率2.79)
捕手・野手
坂本 :318pt(144試合545打数,打率279/打点61/本塁打16,出塁率344)
長野 :273pt(130試合472打数,打率297/打点62/本塁打13,出塁率356)
村田 :271pt(143試合519打数,打率256/打点68/本塁打21,出塁率322)
阿部 :256pt(131試合459打数,打率248/打点57/本塁打19,出塁率340)
片岡 :224pt(126試合429打数,打率252/打点32/本塁打 6,出塁率304)
橋本 :189pt(103試合351打数,打率256/打点35/本塁打 4,出塁率322)
アンダーソン:189pt( 87試合325打数,打率319/打点50/本塁打15,出塁率382)
小林 : 54pt( 63試合110打数,打率255/打点14/本塁打 2,出塁率305
大田 : 42pt( 44試合 65打数,打率246/打点12/本塁打 2,出塁率338)
各部門MVP
先発投手:菅野
2度の故障欠場はあったが,内容・結果ともに去年に引き続いて先発投手陣を引張った。
リリーフ投手:山口
マシソンよりわずかに内容が上回ると考えた.
捕手・野手:坂本
成績としてはまだまだ物足りないが,唯一の全試合出場を評価したい.
全体MVP:菅野
9月の復帰後に,巨人が突っ走って優勝したのは偶然ではない.故障欠場を割り引いても
巨人の中では菅野がNO1だろう.
*感想
若手について
・橋本が控えの位置から準レギュラーの位置まで登ってきた.これは,本人の努力に加えて,「長打も打てる2番」をほしがっている原監督の意向を考慮して,「2番は橋本」と売り込んてくれた川相ヘッドコーチ(元2軍監督)の力も大きいと考える.結果として,打撃の調子が落ちたときも,橋本は使い続けてもらうことができた.ただし,レギュラー定着のためには,もう一段のレベルアップ(打率・出塁率ともに2分程度のアップ)が必要だろう.具体的には,苦手の
パワー系の投手にも,それなりに対応できるようになることが重要と考える.
・小山が立派なローテーション投手に成長した.同期の宮國に比べてチャンスが限られる中でよく生き残ったと思う.ポストシーズンおよび来季以降にも大いに期待している.
・小林がルーキーながら2番手捕手としての地位を作った.首脳陣の方針や阿部の衰えはあるものの,實松・加藤を抜く結果を出したことは立派である.ずっとエリートコースを歩いてきたことが,1軍でのバッティングやリードにおける思い切りのよさにつながっているように思う.私の贔屓の河野にはそれがないのが残念.
・大田も一皮むけつつある.ボールを追いかけるのではなく(打てる)ボールを待てるようになった印象を受ける.楽しみだ.
・江柄子は,今年は期するものがあったと思う.キャンプから頑張っていて開幕スタメンが見えてきたところでインフルエンザ.それでも腐らずに這い上がってきたことを賞賛したい.
その他
・いろいろな所でもいわれているが,突出した選手がいない中で,よくやりくりしたなあというのが実感(どうして,突出した選手が出なかったのかということについては,とりあえずおいておく).「80年の歴史の中で,得点力は弱いが団結力・守備力では一番強いチーム」を作ったのは原監督である.ポストシーズンでの戦いぶりが楽しみである.
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