フットサルビギナーを脱出しよう!(6)

 今回は、ビギナーの方が知っておくと、戦術的な話が理解しやすくなる考え方のお話です。

この上記の写真はピッチを3分割にゾーンを分けた図です。それぞれのゾーンについての簡単な説明は以下のURLを見てください

https://www.futsal-freak.com/tactics/system/pitch-tripartition.html

 

では、それぞれのゾーンでの私なりのビギナー脱出ポイントをお伝えします。

 

◆アタッキングサード

主にピヴォがプレーするエリアです。

ピヴォは出来る限りこのゾーンの中央を支配しましょう。積極的に前を向いてターンシュートや、キープして味方の走り込みにボールを落とすことに専念しましょう。

このエリアではあまり横パスにあまり意味はありません。結構ビギナーさんはこのエリアで横パスが多い傾向にあります。

縦や斜めのパスで敵を揺さぶり、ピヴォにボールを積極的に出しましょう。さらにカットインでのシュートも効果的です。一対一の勝負でも構わないのでシュートまで行く事を意識して下さい。

引いた相手にはエルという戦術もおすすめです。

 

◆ミドルサード

基本的にここがフットサルの基本戦術を発動させるゾーンです。

パラやディアゴナル、サイ等を駆使して前進します。

その際、「ディフェンスへの切り替え」がとても重要になります!。1day大会でこのエリアで取られてカウンターが一番ヒヤヒヤします。相手のカウンター攻撃の回数を重ねる毎に心理的に前進する気力が無くなり、そして守って負けます。

なので正確なパスと縦への推進力を保ちつつ、守備の際の切り替え(縦へ行かせない、マークを素早く見つける、ディレイ)を意識して下さい。

 

◆ディフェンディングサード

ここで1番言いたいことが有ります。

ゴールキーパーからのリスタート時に

「長い横パスを出すな」です。

このエリアでサイドから逆サイドにパスを出す方がいます。味方のポジショニングが悪いという理由もあると思いますが、最悪です。

オール巨人師匠から言わせれば「そんなパス出したら、パンパンやな」です。※何がどうパンパンかは想像にお任せします。

プロでも前プレ回避の時、この横パスを狙われて失点というのが後を絶ちません。

なので短い横パス(サイドラインからペナルティーマーク間より短い)を2回くらいに抑えて、早く縦や斜めのパスでミドルサードゾーンへ進めるように意識して下さい。競技者はチームでプレス回避パターンの動きを持つ事が多いです。個サルや1dayなどはそこまでプレスは強くないので、最悪の場合サイドでの縦一直線スピード勝負ドリブルでもいいです。前進しましょう。

 

 

 

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。