☆高校ラグビー～第一回大会優勝校はここでしょうか～

全国高等学校ラグビーフットボール大会は、1918年(大正7年)に朝日新聞社主催の全国中等学校優勝野球大会に対抗するべく、大阪毎日新聞によって「日本フートボール大会」として企画されたが、ラグビーだけでは参加チームが少ないため、サッカーをアソシエーションとし豊中運動場で始まった。
第1回大会の優勝校は全同志社(京都)であった。当初は旧制高校や大学の参加もあり、第3回大会から旧制中等学校のみの参加となり、現在に至っている。
会場が現在の花園ラグビー場に定着したのは、1962年度(昭和37年度)の第42回大会からである。
現在の出場校は、原則として各都道府県から1校ずつであるが、北海道と東京都と大阪府の3都道府だけは例外となっている。北海道は、北と南にブロック分けをし、各1校ずつの計2校が出場できる。東京都は、組み合わせ抽選により第1地区と第2地区に分けられ、それぞれ1校ずつの計2校が出場できる。大阪府も、組み合わせ抽選により第1地区、第2地区、第3地区と分けられるが、開催地枠が1校割り当てられることから東京都より1校出場枠が多い。

以下は全国高校ラグビー大会における、都道府県(国)別優勝回数と優勝経験を持つ学校です。

東　京　16回(目黒学院･国学院久我山･保善･慶応･大東大一)
大　阪　16回(常翔啓光学園･常翔学園･天王寺･東海大仰星･北野)
秋　田　15回(秋田工)
京　都　15回(同志社･伏見工･三高･西京)
福　岡　 7回(福岡･東福岡･福岡工大城東)
奈　良　 6回(天理)
神奈川　 4回(神奈川総合産･慶応･桐蔭学園)
朝　鮮　 4回(京城師範･培材高普)
満　州　 3回(撫順中･鞍山中)
岩　手　 2回(盛岡工)
台　湾　 2回(台北一中)
北海道　 1回(市立函館)
茨　城 　1回(茗溪学園)
埼　玉 　1回(熊谷工)
愛　知 　1回(西陵)
大　分 　1回(大分舞鶴)

続きまして、学校別の優勝回数(2回以上)です。

秋田工(秋田)　　　　15回
同志社(京都)　　　　 9回
常翔啓光学園(大阪)　 7回
天理(奈良)　　　　　 6回
目黒学院(東京)　　　 5回
国学院久我山(東京)　 5回
保善(東京)　　　　　 4回
伏見工(京都)　　　　 4回
常翔学園(大阪)　　　 4回
福岡(福岡)　　　　　 3回
東福岡(福岡)　　　　 3回
京城師範(朝鮮)　　　 3回
盛岡工(岩手)　　　　 2回
慶応(神奈川)　　　　 2回
神奈川総合産(神奈川) 2回
天王寺(大阪)　　　　 2回
東海大仰星(大阪)　　 2回
台北一中(台湾)　　　 2回
撫順中(満州)　　　　 2回

最後に都道府県別の勝利数です。

大　阪　 279勝140敗19分
東　京　 256勝125敗16分
秋　田　 155勝64敗16分
京　都　 142勝88敗6分
福　岡　 120勝95敗6分
神奈川　 111勝54敗11分
奈　良　 108勝62敗7分
岩　手　  85勝60敗7分
大　分　  80勝57敗2分
北海道 　 68勝122敗9分
埼　玉　  63勝49敗3分
兵　庫　  63勝77敗6分
山　梨　  62勝44敗1分
茨　城　  53勝45敗4分
愛　知　  53勝62敗3分
長　崎　  50勝51敗2分
岐　阜　  46勝48敗2分
佐　賀　  43勝47敗5分
群　馬　  40勝36敗4分
宮　崎　  39勝42敗1分
宮　城　  37勝47敗1分
山　口　  37勝60敗1分
広　島　  36勝63敗4分
愛　媛　  35勝61敗2分
千　葉　  34勝36敗3分
新　潟　  33勝45敗2分
栃　木　  26勝37敗
静　岡　  26勝46敗
熊　本　  26勝48敗2分
滋　賀　  22勝30敗1分
鹿児島　  22勝51敗1分
青　森　  21勝27敗3分
三　重　  20勝40敗1分
長　野　  18勝37敗1分
山　形　  15勝25敗
福　島　  15勝37敗
石　川　  15勝41敗
島　根　  14勝26敗1分
岡　山　  14勝36敗1分
徳　島　  14勝66敗2分
福　井　  13勝36敗
沖　縄　   9勝30敗1分
富　山　   9勝45敗1分
和歌山　   5勝39敗1分
高　知　   1勝25敗
鳥　取　   1勝29敗
香　川　   1勝29敗

以上です。