☆トイレの神様



先日、亀有のとある店のトイレで、「急ぐとも心静かに手を添えて外に漏らすな松茸の露」という、トイレの神様の一言を目にしました。
「一歩前へ!そんなにホースは長くない」なんていう一言もありますが、トイレを汚さないで下さいという事でしょう。
女性のトイレには、「急ぐとも心静かに腰下ろし外に零すな紅薔薇の露」なんていう、トイレの神様の一言があるのかしら?(自粛)



近年においては、男性でも洋式便所では「座って小便」という人が増えているようですね。
シャワー式トイレを発売しているTOTOの調査によれば、2004年の時点では23.7%に過ぎなかった「座って」派が、2009年には33.4%にまで増加しているようだ。
「座って」派の理由は、「尿が飛び散らないから」が69.5%で最も多く、「姿勢が楽だから」が45.5%、「掃除が楽になるから」43.3%と続いている。また「座って」派が特に多かったのは50代で41.0%となっている。


わたしは、子供の頃におばあちゃんからトイレをきれいに掃除すると「運気がよくなる」と教えられたので、今でも良くトイレ掃除をしています。
おかげさまで、宝くじでは五億円、totoでも三億円が当たりました!(やや嘘)


ちなみに、わたしは朝起きて小便をするときは座ってします。
ホースが便座に当たって困りますが・・・。


 


「前へ」といえば、ラグビーですが、第91回全国高校ラグビーフットボール大会が12/27から開幕します。
ラグビーは、野球やサッカーと比べると、「大番狂わせ」の少ないスポーツと言えるでしょう。
各都道府県の代表校をみても毎年ほぼ常連校が名を連ねます。





佐賀県は30年連続40回目の出場となる佐賀工業が代表となりました。
わたしが生まれる前から連続して出場しているとは驚きです。(やや嘘)
他でも、大分代表の大分舞鶴が26年連続50回目、島根代表の石見智翠館が21年連続21回目、東京第1地区代表の国学院久我山が21年連続37回目をはじめ、10年以上連続出場を果たしている学校が流経大柏の17年連続、仙台育英の16年連続、山形中央の14年連続、札幌山の手の12年連続、東福岡の12年連続、萩商工の10年連続と多数あり、逆に今大会は初出場校がありませんでした。


高校野球で連続出場を継続している学校をみても、夏の選手権において、智弁和歌山(和歌山)の7年連続と聖光学院(福島)の5年連続程度で、戦後では10年以上連続出場を果たしている学校はありません。
高校サッカー選手権においても、10年連続出場を継続しているのは、青森山田(青森)の15年連続、星稜(石川)の13年連続の2校です。
このように、高校ラグビーは高校野球や高校サッカーと比べて常連校ばかりであると言うのが一目瞭然です。


また、優勝経験のある都道府県という視点でみてみると、高校野球は夏の選手権のみとして、北海道、茨城、栃木、群馬、千葉、東京、神奈川、長野、静岡、愛知、岐阜、三重、京都、大阪 、兵庫、奈良、和歌山、広島、山口、香川、愛媛、徳島、高知、福岡、佐賀、大分、沖縄の27都道府県です。
高校サッカー選手権においては、岩手、秋田、茨城、栃木、埼玉、千葉、東京、山梨、静岡、岐阜、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、広島、愛媛、福岡、長崎、鹿児島の20都府県です。
高校ラグビー大会においては、北海道、岩手、秋田、茨城、埼玉、東京、神奈川、愛知、京都、大阪、奈良、福岡、大分の13都道府県と極端にすくなくなります(か?)
この点からも、高校ラグビーは高校野球や高校サッカーに比べて、優勝候補校が予想通り優勝していると言えます(か?)



だからといって、ラグビーはつまらないと言うことではありません。
力と力のぶつかり合い、楕円形のボールだからこそどこに転がるか分からない、まさに男の人生のようなスポーツなのです。


そのラグビーも少子化の影響をもろに受けています。
高校ラグビーの予選参加校数が最多だったのは、第71回大会(1991年度)の1,490校でした。これは、高校ラグビーを題材としたテレビドラマ「スクール・ウォーズ」が放映され、人気が高まったからです。
しかし、きつい、汚い、怪我が多いの「3Kスポーツ」と呼ばれるラグビーは、生徒たちが敬遠することに加え、子供を可愛がる親たちが怪我を恐れ入部にストップをかけるケースもあり、現在は900校台で増減を繰り返しています。
高校時代は、逃げ足の速い右のウイングとしてやや活躍したわたしとしては非常に残念である。(やや嘘)



人気の低迷が続くラグビーは、地方予選でも困ったことになっています。
先ほど記述した佐賀県では、参加校が佐賀工業、鳥栖工業、佐賀西、龍谷の4校。有力選手は佐賀工業に集まり、毎年のように決勝戦も100点以上の点差で佐賀工業が優勝しており、予選は有名無実化している。
また、島根県においても、90年代前半までラグビー部が4校あったが、現在活動しているのは、中日の谷繁捕手の出身校で旧校名の「江の川高校」当時、ひらがな高校名として唯一甲子園で勝利を挙げた、石見智翠館と出雲の2校だけである。しかも、出雲高校は毎年部員不足に悩まされており、15人に満たない年は予選なしで石見智翠館が花園の切符を手にしている。



そんな中、先日、埼玉県熊谷市を訪れたとき、師走の寒空の中、大きな声を出してラグビーの練習をしている学校があった。
どこの高校かと思い近づいてみると、そこは熊谷市立の某中学校であった。
公立中学にラグビー部があるとは、さすが「ラグビーの町」熊谷。一瞬、時間が止まったかの様に思え、次第に胸が熱くなってきた。



きっとこれは、師走の慌しさを忘れさせようと、トイレの神様が、わたしの心を落ち着かせ、そっと温かい手を添えてくれたのでしょう。


 


 


以上です。



















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