☆関東の公立高校最古の野球部~水戸ー高~

 

 

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(参考資料/日本最古の高校野球部)



水戸一高は茨城県の県庁所在地である水戸市にあり、1878年(明治11年)に創立された県内随一の伝統を誇り、例年東大合格者を十数名輩出している県内有数の進学校である。
水戸一高は水戸城跡地の一角に建てられ、校内には水戸城薬医門が移設されている。

硬式野球部の創部も古く、1891年(明治24年)である。これは、関東の公立高校で最も古い歴史を有する事になる。
学生野球の父と呼ばれた飛田穂洲は同校(水戸中)の卒業生である。
甲子園には夏のみ3回出場、通算成績は0勝3敗である。
夏の予選には、県内では竜ヶ崎一、土浦一、水戸商、下妻一、茨城、太田一、石岡一、水海道一に次いで1925年(大正14年)の第11回夏の大会予選(関東大会)に初参加し、現在まで85回連続して予選に参加している。
夏の予選通算成績は、153勝85敗1分、優勝3回、準優勝2回、4強5回、8強10回である。最近の10年間でもベスト16に3回進出しており、なかなかの成績を残している。
予選参加回数85回で優勝3回にも関わらず85敗というのは、県大会2位で2回、4位で1回北関東大会予選に出場したが、そこで敗退した為である。

 

 

写真は、一昨年の第93回夏の選手権茨城大会2回戦の模様である。
ユニフォームは所謂、早稲田カラー。帽子にはMのマーク、胸にはMITOと書かれている。岩手県に例えて分かりやすくいうと、盛岡一高のようなユニフォームである。
対戦相手は第1シードの強豪・常総学院であった。水戸一高が常総学院相手にどこまで食い下がれるか注目された屈指の好カードであった。
試合の方は常総学院の一方的な展開となり、0 - 10 の5回コールド負けとなった。しかしながら、三塁側の水戸一高ベンチからは最後まで大きな声が出ており、好守備も多々あり、強豪校に食らいつく姿は見事であった。

この夏は、彦根東高校や丸亀高校といった公立の伝統校ある進学校が出場する。
このような伝統校が甲子園に出場すると、一部の旧制中学マニアの方々もさぞかしお喜びのことと存じます。

 

 





以上です。

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