☆12月18日 きょうの4,253個の白球(7)


少し前に甲子園歴史館を訪れた。入口から階段を上って右側の「高校野球ゾーン」に入ると、壁一面に並べられた白球が目に留まり、思わず足を止め40分ほど見入ってしまった。
これは、過去最大となっている2005年(平成17年)の高野連加盟校数を表す4,253個の白球を並べた「ボールウォール」で、そのうち1,022個の白球には甲子園出場経験のある校名が刻印されている。

探した高校のひとつが安積高校である。
安積高校は学校創立が1884年(明治17年)、野球部創部が1890年(明治23年)年と共に福島県最古の歴史と伝統を誇る。
安積高校は21世紀枠が初めて採用された2001年(平成13年)第73回春の選抜大会に甲子園初出場を果たした。
安積高校の試合は大会初日の第三試合。対戦相手は金沢高校に決まった。21世紀枠で選出された学校として一番最初に甲子園で試合をする運びとなった。言うなれば、甲子園で21世紀枠の扉を開いた学校だ。


野球部創部から実に112年目での悲願達成。
21世紀枠の扉を開いた学校。
実に重みを感じる刻印であった。





以上です。

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