ボローニャのスタジアム。

現在はセリエBの古豪ボローニャが使用している陸上兼用スタジアム。 メインスタンドを広くカバーする巨大な屋根が架けられています。イタリアで最も歴史あるスタジアムのひとつでもあります。

確か第2回ワールドカップで使用されたはずで、特徴的なバックスタンドのなにやら荘厳な部分にはムッソリーニの騎馬像があったそうです。この赤茶のレンガがスタジアムを取り囲み非常に歴史を感じさせる美しいデザインです。そのレンガの外壁を覆うようにさらに鉄筋で拡張スタンドを作っているのが（見栄え的に）残念ですが、歴史ある建築物を壊さずに拡張して使うというのはイタリアらしいなかなか素晴らしい精神だと思います。ちなみにボローニャはポルティコ（柱廊＝アーケード）の街として有名で、バックスタンドはこのポルティコで街と一体化しています。

アクセスはボローニャ中央駅からバスが基本です。15分〜20分くらいでしょうか。

単純な道のりなので徒歩でも来られないことはないでしょうが40分はかかりそうです。