元祖シンデレラボーイ

こんばんは。

 

 

最近は無いんですけど、出張で新幹線に乗る時に、我が社では特権でグリーン車に乗る事が許されてて←逆にいうと仕事以外で乗った事はない(苦笑)

喜び勇んで初めてグリーン車に乗った時、近くにいた人が靴を脱いでて、そこから来る異臭がエアコンの風に乗ってこっちに向かって来て、たまらず車掌に言って席を替えて貰った事のある、spaです←どうでもいい

 

 

さてさて

 

 

昔、世田谷の方にあるジムに呼ばれてスパーリングしに行った時、ジムに着いて扉を開けたら、ジム内にいるにも関わらずサングラスをかけて練習生を指導している、一見怖そうな人がいました。そして、その方がこちらのジムの会長さんだというのは分かっていたので

 

 

｢こんにちは。〇〇〇〇ジムから来た〇〇です｣

 

 

と挨拶に行くと、見た目よりは優しい声で

 

 

｢おう。わざわざありがとう。ごめんな、まだ〇〇の奴が来てなくてな。もうすぐ来ると思うけど、着替えてアップしててもいいし、あそこ(応接室)で待っててもいいし、そこは任せるよ｣

 

 

と対応して下さいました。

 

 

(おぉ、やっぱかっけえな)

 

 

内心そう思いながら、僕は着替えて先にアップしておく事にしたのですが、何を隠そうこの方、かつてロサンゼルスで世界タイトルをもぎ取って日本に凱旋帰国した、元WBA世界フェザー級チャンピオンの西城正三さん、その人でした。

もちろん、僕らの世代よりだいぶ前の方なのですが、日本では無名の存在のままアメリカへ武者修行に向かい、現地でトレーニングしてる姿がアメリカのプロモーターの目に留まり、そのまま試合をこなしたら、あれよあれよと連勝して世界タイトルマッチにまで挑む事になり、あろう事かその試合をモノにして、そのまま世界チャンピオンになって日本に帰ってきた、ボクシング界では伝説の人だったのです。

 

 

現役当時の西城さんは、そのスマートなスタイルと端正な顔立ち、そして無名の存在から一躍、世界チャンピオンになって帰ってきた事で、そのサクセスストーリーからシンデレラボーイと呼ばれ、その人気はボクシング界を越え、日本国内では特に女性から絶大な人気を誇ったそう。事実、僕が西城さんにお会いした時は、西城さんは引退からたぶん20年くらいは経っていたと思いますが、さすがに体型は当時よりは大きくなってましたが、その端正なマスクと、少し夜の雰囲気を醸し出す様な男の色気の様なモノはまだまだ健在でした。

 

 

西城さん、現役の頃にボクサーでは珍しい、シングルレコードを発売していたそう。当時、いかに西城さんが人気があったのかを物語るエピソードですよね。

 

 

ちなみにそのレコードが

 

 

これです。

 

 

ロスアンゼルスの夜。いいですね～

ロスでの世界タイトル奪取をここにも使うのがたまらなくいいですね。きっとその視線の先にはロスで奪った世界チャンピオンベルトがキラリと光っているのでしょう(爆)

 

 

しかし、僕はこのジャケットを見て思った。そして、メインのロスアンゼルスの夜より、こっちの方がインパクトあるんじゃないかと思う程のモノがそこにはあった。

 

 

それは

 

 

甘えに行くぜ(爆)

 

 

どんな歌だったのか聞いてみたいがな！

今や聞く術もないが、どこかのマニアックな誰かがいつか動画サイトにでも上げてくれる事を気長に待つ事にします(笑)

 

 

ちなみにこの当時は、ちょっと活躍したスポーツ選手がレコードを出すのが流行っていたのか、この人もこんなモノを出していました。

 

 

 

(爆)

 

 

ちなみにこちらには興味ありません(再爆)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

終