すべては夏に決着する〜奈良・高校春季大会

  • 仲本
    2014年05月11日 07:28 visibility223

第一試合は9時開始だったが、球場に着いたのは9時半過ぎだった。これでも休日にしては早起きしてきたのだが。

この日はネット裏からダッグアウト上あたりまでのスタンドのみ開放されているようで、既にかなり席が埋まっていた。一塁側の隅に空きを見つけてようやく落ち着く。

奈良・佐藤薬品スタジアム(橿原球場)。春の奈良県高校大会の準決勝にやって来た。

第一試合は大和広陵と智弁学園の対戦。球場入りしたときには三回まで進んでいて、智弁が既に2点をとっていた。

智弁は今年の春の選抜に出場し、夏も今のところ出場最有力候補だろう。対する大和広陵は昨年春の選抜出場校。当時の二年生エース・立田投手は健在だろうか。


立田投手は背番号1をつけていたが、一塁の守備に入っていた。もともと高校野球には珍しく酷使されない投手だ(ケガしてないだろうな?)。マウンドには背番号11をつけた、遠目にはむしろ小柄にも見えるサイドスロー投手が立っていた。

対する智弁学園もこの日は背番号15が先発。こちらは大和広陵打線を危なげなく打ち取っていく。

大和広陵は0-4の7回、投手を背番号10に交代。先頭打者の初球、フライに打ち取ったと思ったがこれが二段モーションと判定されて打ち直しとなる(わたしはどこがどうというのを見逃した)。

これでバランスを微妙に狂わせてしまったか、この打者を四球で出してしまった。これを足掛かりに智弁は無死満塁と攻め立てる。

二点タイムリーのあと、甲子園でもホームランをかっとばした岡本選手に回った。あっさりとレフト前に痛烈な当たりを放って7点目の走者を迎え入れ、結局7回コールドゲームとなった。

この日はこのあとの第二試合も含めてスタメンに二桁番号の選手が多く名を連ねていた。マウンドに上がった投手もすべて二桁番号だった。奈良では春ベスト4に入れば夏の大会のシード権を獲得する。春には春の戦い方があり、あとはいろいろ試しながらということなのだろう。すべては夏に決着する。


(橿原球場は外野場外を木立が取り囲んで目にやさしい(^_^;))























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