【非野球】青森放浪記延長戦〜棟方志功展

  • 仲本
    2016年12月04日 10:40 visibility324


今年の夏は青森へ出かけました。

観光オプションとして青森の生んだ板画家・棟方志功の記念館に立ち寄ることも考えていたのですが、結局野球ばかり見て帰ってきてしまいました。

たまたま、大阪・あべのハルカス美術館で年末年始にかけて展覧会をやっているとのこと。今年の思い出に足を運んでみることにしました。


わりとすいていました。

会場に掲示されていた年譜によると、亡くなってからもう40年が経っていますから若い人は知らないのでしょう。というより、わたしも全盛期(?)は知りません。

60点の作品が展示されています。正直いうとわたしは勘が悪くて絵を観て感動した体験がなく、今回もふーんってなもんだったのですが(苦笑)。もちろん青森の記念館から貸し出しを受けた作品がほとんどでした。

聞くところによると、青森の記念館は「点数は少なくても作品を一つ一つじっくり観て欲しい」という方針で、展示室もこじんまりとしていて一度にこれほど多くの作品は観られないそうです。

板画の黒く太い描線は力のこもったものですが、そこに彩色が施されると障子に浮かぶ影絵のような柔らかい雰囲気が出てきます(※個人の感想です)。

美術館があるのはあべのハルカスの16階で、60階の展望フロアはまた別料金です。展望フロアの行列も待ち時間はほとんどありませんでした。ついでなので、大枚はたいて上ってみることにします。


展望フロアのほうには真田丸関係の展示もありましたが、いよいよラストスパート。経済効果はあったのでしょうか…。これは大坂夏の陣だそうです。

冬の日は傾くのが早い。空気も澄んでいて、この季節はわりとお勧めです。


なにわのことも夢のまた夢。

























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