デーゲームの誘惑2009・その3(5/4 皇子山)

  • 仲本
    2009年05月06日 00:07 visibility137

その前に今日の結果から。
京大が勝ってる(!)、21連敗でストップだそうです。相手は同志社。
同志社は今シーズン2回戦を任せられる先発に苦労している様子です。
首位・立命も近大に連敗と波乱の第5節でした。

関西学生といえば、やっぱり近大の試合は見とかないとだめでしょ?大隣みたいなのが今年もいるかもしれないし。というわけで、5月4日、初めて皇子山球場に行ってみました。大津エリアは社寺仏閣が点在しているので、試合の前後でついでにその辺も観光するつもりです。三条京阪で「京都地下鉄・京阪大津線1日乗車券」とマニアックな切符を購入。

立命の先発が藤原(正)だったら今度はちゃんと見ようかなとも思っていたのですが、この日の先発は北岡投手。京都外大西出身…、ということは、準優勝の時の投手ですね。スーパー1年生と騒がれた本田投手と継投してたのが確かこの選手だったような。違うのかな。
さて、そんな北岡投手の立ち上がりを近大打線が攻めます。2番・3番連続ヒット、4番がライト線にタイムリー二塁打でまず1点。二死になった後、6番が三遊間をゴロで抜くヒットで2者生還。あっというまの3点先取でした。
近大の先発は中後投手。左のサイドスローかあ、と思って投球練習を見ていたのですが、プレイボールがかかるとスリークオーターから投げ込んでくるほうが多くなっていました。「時折腕を下げて横手から変化球を投げる」というのが正解のようです。

ここまで首位を走る立命、3回に連続2塁打と暴投で2点を返し1点差とします。しかしその裏、近大の攻撃。先頭打者を歩かせてしまいます。さらにもう一人(たぶん四死球)走者をためたところで、左越えにがっつり持っていかれてしまいました。北岡投手は3回で降板。味方が点を取ったすぐ後だけに、慎重にいくべきイニングだったのですが。

近大は守備もほぼ破綻がなくさすがでした。結果的にはやや変則の中後投手が8回までヒット4本と良く抑え、9回に1点こそ失いますが、完投勝利を飾りました。

その他、プレー以外の印象など。
皇子山は内野スタンドの屋根も大きく、この前の南港のように雨に降られた場合でも逃げ場は結構あるようで、なかなか快適でした。西京極よりもいいかも。両翼は広く、木製バットでスタンドに放り込むのはなかなか大変そうだなと思いました。
お客さんもそこそこ入っていました。連休の中日なので、普段見に来られないOBさんが来ていたのかもしれません。

近大の応援団はヒッティングマーチをスピーカーでまかなっていて、社会人野球の応援のようでした。立命はこの日は京都から近いこともあり、吹奏楽が来ていました。チアさんは両チームともいました。連休で遊びにも行きたいだろうになかなか大変なことです。
某学校が採用して以来、高校野球ではいやというほど聞く「アフリカン・シンフォニー」、近大も使っているようでした。先週の関学もたぶんやってたと思います。もともとヒッティングマーチは六大学(東京ね)由来のものが多かったのだろうと思いますが、いまどきは逆輸入されてるんだなあ、と思いました。

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