ルールブックの盲点の一戦?〜高校野球特別規則

  • 仲本
    2014年08月30日 00:14 visibility759

食堂で遅めの昼食をとった後で日本高野連のHPをのぞいてみると、前日から継続試合になっていた中京−崇徳がまだ続いていた。
(昼間っからなんてページ見てんだと思われるかもしれないが、軟式の全国大会の経過は大本営・高野連が更新も早いしおすすめ)

結局この日も決着がつかず打ちきりとなり、翌日さらに続きをやるらしい。

日本高野連のHPには高校野球特別規則というものも掲載されている。

延長戦などの規程は第13項だ。

■以下、盛大なコピペ(  ̄∀ ̄)■
延長戦は15回終了時に同点の場合打ちきりとし、後日改めて再試合を行う。
ただし、春秋地区大会ならびに同都道府県大会では、主催連盟が各大会前に参加校に周知した上で、タイブレーク制度と引き分け抽選制度を採用することができる。
タイブレーク制度と引き分け抽選制度は、選抜高等学校野球大会ならびに全国高等学校野球選手権大会、同地方大会および全国高等学校軟式野球選手権大会では適用しない。
なお、明治神宮野球大会と国民体育大会では9回終了時に同点の場合、10回からタイブレーク制度を適用する。
■コピペ終了■

要はタイブレークは完全否定ではないが、指定した大会では採用しませんよ、と現行の規則ではいっている。タイブレークの見直し論議とは、つまりはこの条項をどうするかということだ。

ところで、これでは軟式の全国大会でも引き分け再試合となってしまうが、それは第14項で解決する。


全国高等学校軟式選手権大会(決勝戦はのぞく)のみ、サスペンデッドゲーム(一時停止試合)を適用する。


ついでながら第15項。
こういう規定もある。


公式戦で、いわゆる準決勝と決勝を同日に行う変則ダブルヘッダーは原則として開催できない。ただし、天候などによる順延でやむを得ない場合は除く。なお、
やむを得ず実施する場合は、投手が登板できるイニング数は両試合を通じて合計15イニング数以内とする。2試合目も登板が予定される投手は第1試合後のアイシングはしないこと。


高校軟式大会、30日はふたたび継続試合のみが予定されている。なにやら袋小路に迷いこんだような大延長戦、もはや第15項の適用とならないよう祈るばかりである。



































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