死闘の果てに〜高校軟式大会最終日

  • 仲本
    2014年08月31日 21:36 visibility314


(延長50回表、ついに均衡破れる)
昨晩メールが来た。
「明日明石行かない?」
実は今週は6連勤で、メールも仕事の帰り道に受け取ったものだった。来週も忙しいのはほぼ確定、昼からの決勝ならともかく、朝9時に明石はできれば避けたいのだが…、

向こうが関東から夜行でやって来るというのなら話は別である(爆)。メールの差出人は東京時代の草野球チームの代表さんだった。やれやれ、こっちにその気がなくとも試合が呼んでいるのか。

1イニングで決着ついたらどうすんの。
と思っていたが、

これ今日も無理なんじゃないの

に変わるまでさほど時間はかからなかった。ことごとく打球が守備陣に絡めとられていく。連打で得点など想像もつかない。どこかで大きなほころびがないと…、

ほころびは延長50回に訪れた。崇徳はバント処理悪送球と捕逸で無死2、3塁のピンチを招いた。満塁策も功を奏せず、この回ついに3点を失った。

その裏崇徳は走者を一人送るが後続なく、3−0で中京が勝った。準決勝は10時過ぎに終了した。



12時半からの決勝は神奈川・三浦学苑と岐阜・中京との対戦になった。三浦学苑は初出場ながら二度の逆転サヨナラを演じて波に乗る。

中京の先発は背番号10の伊藤投手。しかし4回、二者連続四死球でピンチを招いたところで、4日がかりで50回を投げ抜いたエース・松井投手をリリーフに送り込んだ。

松井投手は期待に応えて後続を断つと、7回の攻撃では貴重な2点目を叩き出し、優勝をたぐりよせた(記録は内野ゴロ)。


(投手前に高く弾むゴロ。三塁走者スタートを切って本塁を陥れる)

最後の打者を三振に切ってとり、長い長い戦いは幕を閉じた。

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