TOKYO2019~都立の星決定戦

  • 仲本
    2019年07月24日 20:48 visibility359

暑さ対策で東東京大会は1日2試合の第一試合が朝8時開始というスケジュール。宿泊先でのんびりというわけにもいかず、朝7時半の中央線に乗り込んで信濃町へ。歩道橋を上って下りてと近いようでも時間がかかり、神宮球場前に到着したのは試合開始の約5分前。チケット売り場には十数人が並んでいた。入場料800円を払ってネット裏上層スタンドに上る。適当に席を見つけると間もなく試合が始まった。この日は準々決勝だ。

 

 一塁側は都立小山台高校。2014年に21世紀枠で春の選抜に出場したのを覚えている人もいるだろう。その後も力をつけて昨年の夏は東東京の決勝まで進んだ。今年の夏は第一シード扱いだ。朝早い試合にもかかわらず、スタンドの一角は下段から上段まで埋まっていた。野球部員を中心とした男子が主体の応援のようだ。

 

対するは都立高島高校。スタンドからはよく見えなかったが、こうしてみるとユニフォームは縦じま。胸マークは筆記体で「Takashima」となっている。応援の人数は小山台に比べるとやや少ないが、こちらは女子チアリーダーがたくさんいて声量では負けていない。

 

あまり東東京の詳しい状況を知らないので、こちらのブロックはてっきり岩倉高校が上がってくると予想していたが、この前の試合で岩倉を4-1で破って勝ち上がった。東東京の都立高校でベスト8に残ったのはこの2校だけだ。

 

実はこの両校、昨年夏も5回戦で対戦しており、10-1で小山台が勝っている。因縁の対決なのだ。

 

先攻・小山台は先頭打者が四球を選ぶと2番打者が三塁側にうまくバントを転がして内野安打。4番のタイムリーで2点を先取と理想的な展開。さらにこの回攻撃は続き、4点を先制する。

 

対する高島は5回二死走者なしからバントヒットを口火に三安打を連ねて、満塁のチャンスを迎えた。

しかし、ここも小山台エース・安居院の変化球を振らされて三者残塁、無得点に終わった。

 

小山台は初回の4点以降追加点はないものの、得点圏には走者を送りこんでおり押している。普通ならこのまま後半も見ていくのだが、このまま小山台が押し切るとみて、ここで球場を出ることにした。向かうは水道橋だ。(結果は5-1で小山台の勝ち)

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