横浜の身売り話を聞きながら、川崎市民はゾッとするのだ。
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にく(ハル)
2010年10月29日 10:57 visibility5326
プロスポーツチームに非常に嫌われる市。
それが川崎だぁぁぁ!!
・・・本日は地元の黒歴史を。あまり曝したくないのですが、ご紹介します。横浜の身売り話なぞ鼻で笑ってしまうほどですよ。
川崎市は、地理で言えば東京と横浜の間に押しつぶされたような形で存在しています。
自分が住んでいるんで、いい所だとは思っていますが、何か引っかかるのが川崎市のプロスポーツチームです。
僕が35年生きている中で覚えている限り、これほど嫌われている(チームが地元に根付かない)市は無いのではないでしょうか。
その1 野球編
1.横浜ベイスターズ(1955-1977)
知っていましたか?横浜ベイスターズは元々川崎球場がホームグラウンドでした。
その時は「大洋ホエールズ」という名前でしたが、1978年に横浜スタジアムへホームを移し
「横浜大洋ホエールズ」となり、今も球団名が変わっただけで横浜に居ます。
その当時4歳であまり覚えていないが、ロッテが直ぐ来てくれたのであまり嫌な記憶が無いです。
2.千葉ロッテマリーンズ(1978-1991)
知っていましたか?千葉ロッテマリーンズは元々川崎球場がホームグラウンドでした。
ロッテ自体はそれ以前は5年間ホームスタジアムが無い放浪球団でした(ジプシー・ロッテと言われていた)。横浜スタジアムが出来る際に「ウチもホームにして良い?」って聞いて、きっぱり断られ、仕方なく川崎が「来ませんか?」と言ってくれたので川崎球場に落ち着いたそうだ。ミーハー共め。
その時は「ロッテオリオンズ」という名前でしたが、1992年に千葉マリンスタジアムへホームを移し「千葉ロッテマリーンズ」となり、今も千葉県幕張に居ます。
移転する前の年、川崎球場はかなり汚い球場だったので(ベンチとかボロボロだった)きれいに客席を直しました。その一年後に結局千葉に行ってしまった。
その頃から野球にあまり熱狂しなくなった記憶があります。だからロッテ嫌い。
(追記)これ以降、川崎球場老朽化で解体・スタンド新築し、硬式グラウンドではなくなり、さらにアメフト専用球場の状態に(ダイヤモンドはありますが、マウンドは真平ら)変貌しました。
現在、川崎市でプロ野球の試合が出来るグラウンドはありません。(等々力球場を改修すれば、可能ですが、財政面や集客や交通のアクセスなどいろいろ厳しいそうです。)
あとは、「高橋(トンボ)ユニオンズ(1954-1956)」も川崎球場をフランチャイズにしていたようです。しかし、3年で解散(超弱かった)して、大映スターズに吸収され大映ユニオンズ→毎日オリオンズと合併して大毎オリオンズ→そして、ロッテオリオンズという黒歴史が・・・。
ただ、プロ野球ニュースの佐々木信也さんは高橋(トンボ)ユニオンズの元選手です。一応有名人が排出されてよかったですね。
その2 Jリーグ編
1.東京ヴェルディ1969(1991-2000)
知っていましたか?東京ヴェルディ1969は元々川崎の等々力陸上競技場がホームグラウンドでした。
その時は「ヴェルディ川崎」という名前でした。ラモス、カズ、武田、北澤、柱谷、都並ら所属するJリーグ発足後3年間チャンピオンという輝かしいチームでありながら、芝のコンディションの悪さや客席が当時1万人しか入らない狭い競技場だったため、ヴェルディが嫌って東京へ移転してしまいました。元々地元チームになる意識が希薄だった。(読売がスポンサーだったしね)
っていうか、国立競技場をホームにしたいって言ったら「日本サッカーの聖地だろうが。ボケ!」と言われ、東京都にホームスタジアムに出来る球場が無かったので川崎に来たという経緯が・・・。
まあ、嫌いな部類ですが、今となっては、ざまぁみろって感じです。
2.コンサドーレ札幌
知っていましたか?コンサドーレ札幌は川崎を中心に活動していた東芝のサッカーチームでした。
Jリーグにあがる際、ヴェルディを見ていて、川崎のチームになるのは嫌。ということでわざわざ札幌へ行ってしまったデスよ。
これは、wikiった時に、はじめて知りました。アホかっつーの。川崎に居りゃ良いのに・・・
しかし!それでも残ってくれるところはあるのです。
川崎市民としてはこれ以上全国区のプロチームが出て行くのはマズイと思い
青年団や商店街で富士通のサッカーチームを応援していくことにし、富士通もそれに答える形で
「川崎フロンターレ(1997-)」が誕生しました。
元々富士通サッカー部はプロ化するつもりは無かったそうなので、地元の応援が実を結んだ形になっています。
これ以上、プロチームが出て行かないように、自治体も大いに応援してあげるべきだと私は思います。
実際に、フロンターレ発足以後は、他のプロスポーツに対しての川崎市のバックアップが非常に多くなりました。
でも、待てよ・・・
ということは、元々川崎にはプロチームの予備軍がかなりあったということ。
それは、川崎市が工業都市であり、その関連企業の社会人チームが沢山あったということではないか。
その点に関してはビバ!川崎。
でも、ほとんど逃げられたところがショボいぞ!川崎市!
では。
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- 事務局に通報しました。
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